江原ひであき

新社会党

9月03日(土)。野田政権は何を。首相会見。内閣の基本方針。脱原発の闘い強化。 新社会党は!。

2011-09-03 | Weblog

9/03、 曇り、台風12号の影響で風強し。四国の室戸岬の方に上陸したというのに。

◆野田政権の目玉は--理念に基づく政治の方向は!。                                            民主党の挙党態勢と派閥均衡型の野田内閣はできた。問題は当面のなすべきことと目指す国の方向を明らかにすることである。 当面のなすべきことは、第1に、東日本大震災からの復旧・復興と福島第一原発事故の収束。 第2は日本経済の立て直しと財政再建めざして 「福島の再生なくして、日本の再生はない」と位置付け、そのために「中間層の厚みが、よりましていくような日本を築きたい」、と。 第3は外交・安保だ。世界は多極化している。アジア・太平洋を取り巻く安全保障環境は大きく変動しつつある。時代の求めに応える確かな外交、安全保障政策を進めたい、としている。提起した課題は理解できる。要はどう具体化するかである。

◆野田首相の記者会見!--記者がまとめて書いた。                                                   原発に関する首相見解は明記しておきたい。定期点検中の原発の再稼働については 「安全性をチエックし、地元の理解を得てから再稼働させる」、と表明。 さらに、安全性の確認作業については「現態勢ではチェックへの信頼感がない」。来年4月を待たずに、「新たな確認のあり方を検討する」考えを明らかにした。 また、「原発の新規建設は現実的に困難だ」「既存原発は、寿命がくれば廃炉にする」。と述べている。 私たちはこのことは忘れてはならない。

◆内閣の基本方針--民自公三党合意との関連は!--行き着く先は大連合?                                            野田内閣が最初の閣議で決めたことの基本は次の通り。 一昨年の政権交代の原点に立ち返り、「国民の生活が第一」の理念にのっとり、政権交代の意義が実感されるよう、国民目線の政治の実現に邁進する、という。 しかし、政治に対する理念とは 「コンクリ-トから人へ」 といったものなのではないのか!                                                                    「国民の生活が第一」、という政治理念に基づいた基本政策は「こども手当、高校無償化、高速料無償、農家への補償」などではなかったか!。しかし、それは自公から見直しを迫られ菅政権が合意してしまったし、野田首相も 「三党合意は守る」 と自公に約束している・・・・この矛盾をどのように解決するのか! 全ての責任は菅、前首相を初めとした反小沢政治の推進者たちにある。 その意味では野田首相も同罪だ! この先、民自公の大連合を言うなら2年前の政権交代の公約とは異質のものであり、打倒の対象でしかない!

◆脱原発の闘い強化を。

◆新社会党は!