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角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

「川代ものづくり学校」開校準備作戦!! 

2012-07-19 11:37:03 | 川代ネタ
さて、8月11日の開校式を目指している「川代ものづくり学校」。

小生、ボスより営業許可申請等の任務を命じられているため、図面を引くため学校へ。

すると・・・アレっ!!、何時の間にこんなものが・・・!!


さらに、学校正面に近づいていくと・・・なんかぶら下がっていますよ


近づいてみると・・・・ここにも「ものづくり学校」の看板が!!


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と、いうわけで夜19時から、いつもの秘密結社による「開校式イベント」の作戦会議!!


それぞれ、役割分担が決められていく中で小生にもエライ任務が割り当てられました!!
なんと、 「羊の丸焼き」!!


これ、ニンニクと香草類でじっくり熟成させて、仕上げに「赤ワイン」たっぷりかけてやるんだけど・・・「川代振興会」の御仁たちは何とか和風に仕上げろと無茶なオーダー。


まぁ、なんとか味付けしてみますけど・・・・


川代ものづくり学校開校式
平成24年8月11日、12日


いろいろ、やると思いますので(たぶん)、決まり次第アップします。

「脱原発集会」について思うこと。 なんだかな~

2012-07-18 15:54:22 | 時事問題
何でも16日(月)東京の代々木公園で「脱原子力集会」が行われたそう。

で、見出しに「17万人」とデカデカとありますが、記事をよく読むと、警護にあたった警視庁発表だと「7万5千人!!」

なんと10万人もサバ読んでるじゃないですか(笑)。

しかし、大江 健三郎鎌田彗って、筋金入りの半日思想の極左の方々でしょう。

坂本龍一さんが何でいるのかは解りませんが・・・



さて、この方々の活動についていはもうコメントしません。

ただ、全く同感と思うブログ見つけたので、ちょっと人のふんどし借りて何なんですが紹介したいと思います。

産経新聞政治部記者 阿比留瑠比記者の「国を憂い、われとわが身を甘やかすの記」↓↓↓
http://abirur.iza.ne.jp/blog/day/20120710/

「個人的にデモが嫌いです」 より抜粋
「こっちは仕事で道を通りたいだけなのに、デモ隊によって信号の待ち時間が長くなったり、急いでいる時に邪魔をされたり、いったいその主張を誰に聞かせようと思っているのか理解できなかったり、いかにも動員されましたという感じのだらけた雰囲気(特に労組系)に嫌悪感を抱いたりで、いつもイラっときます。

 くだんの再稼働反対デモにしても、主張の是非はともかく、自分たちの正しさを信じて疑わない陶酔したような、あるいはお祭り気分の声で繰り返し怒鳴られると、本当にうるさいし邪魔です。そして、近くを通ると、その恫喝的で暴力的な雰囲気に生理的な嫌悪感を覚えます。私は腕力や物理的な圧力で他者に言うことを聞かせようという人が、基本的に大嫌いだからでもあります。

 私が何か根本的に勘違いしているか、間違っている可能性もありますが、私のように感じる人だってそんなに少なくはないと思うのです。ここでは本音を記そうと思います。

 通行人や仕事中の人の迷惑もかえりみず、大声で怒鳴り、他者に不快感と圧迫感を与えることが、そんなに立派なことでしょうか。マスコミはそれを礼賛して取り上げないといけないのでしょうか。デモって、そんなに素晴らしい、称賛されるべき行為なのでしょうか。」


その通り!! 全く同感!!

記事後半部、「昨年9月の「さようなら原発5万人集会」は主催者発表で6万人が参加した」とあるんですが、この時も警察発表は「2万5千人」

これも前に紹介しました。
↓↓↓「原始力問題について
http://pub.ne.jp/gwnhy613/?daily_id=20111105

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さて、記事中盤にも「アレっ?」って思う、誰かのコメントがあります。

半日ルポライターの鎌田彗(残念ながら弘前出身)が
「国民の生命と財産を無視するような政府を、徹底的に弾劾していきたい」

とまこと勇ましい限りのコメントですがコレちょっと違うんじゃないでしょうか?

3代続く、ルーピー鳩山、無能菅、泥鰌総理ら民主党政権の素人統治のデタラメさかげんは嫌というほど見せつけられたのは事実です。
しかし、あたかもわざと悪意をもっているがごとく政府が自国民の生命財産を脅かしているというのはあんまりではないでしょうか。

「悪意を持って国民の生命財産を脅かしている」のはおなりの中国北朝鮮しょう。

尖閣諸島での中国船が国境を犯しているなんてことではありません。

日本を標的にしている「核ミサイル」のことです。
山東省の対日本ミサイル

例えば中国は核ミサイルを含む300発のミサイルを日本の主要都市及び主要施設にむけています。(ちなみに北朝鮮のミサイルは200機日本を標的にしている。)



素朴な疑問なんですが・・・・・

大飯原発1機稼働するのと日本を標的にした数百の核ミサイルとどちらが危険なのでしょうか?

そんなに「核の脅威から、子供の命をまもりたい」って言うなら、先に中国大使館や朝鮮総連にデモへ行くべきでしょ。

あ、そっか。同じ共産主義の同士だから、中国様と将軍様には逆らえないのか。

またまた映画 大人のおとぎ話、ウッディ・アレンの「ミッドナイト・イン・パリ」

2012-07-17 15:33:22 | 映画
しつこいようだけど、今日も映画ネタです。

これはね、是非見ていただきたいウッディ・アレン脚本、監督の大人のおとぎ話「ミッドナイト・イン・パリ」


小生、この間フォーラム八戸で観たんだけど、かなりお客さん入っていました。
いわゆるメジャー公開じゃない映画でこんなにお客さん入るなんてうれしくなりました。

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まずは映画冒頭、ウッディ・アレン監督はまるで絵ハガキのようにパリの街の絵を観客に見せていきます。それもかなりの時間を使って。

婚約者のイネスレイチェル・マクアダムス)とともにパリにやってきた、人気脚本家のギルオーウェン・ウィルソン)。
彼は、パリに住み小説家になること夢見ているのですが、婚約者は今の安定した生活を手放すことに反対。
ギルとイネス

イネスが男友達達とパリの町に出かけて晩に、ギルは迷子になっちゃうわけ。
12時の鐘がなった時旧式のプジョーが現れ、パーティーに誘われるんですが・・・・
ついた先はなんと1920年代のパリのサロン。

あらゆる芸術家が集ったいわゆる「黄金時代(ゴールデンエイジ)」と言われた20年代のパリ。

映画でもギルはきら星のごとき芸術家に会い、酒を酌み交わします。

最初はアメリカの小説家F・スコット・フィッツジェラルド夫妻
トム・ヒドルストンと妻のゼルダをアリソン・ピルが演じています。
フィッツジェラルド夫妻

更には若きアーネスト・ヘミングウェイコリー・ストール
ヘミングウェイ(ストール)

更には、ピアノを弾いているコール・ポーターガートルード・スタインまでいます。

翌日の晩、再び12時に現れたプジョー。
スタイン女史のサロンへ行くと、そこにはパブロ・ピカソが・・
若きピカソ(本物)

そして、そこでギルピカソの恋人、アドリアナマリオン・コティヤール)に一目ぼれしてしまうんですね。
中央:マリオン・コティヤール

この映画には、後イギリスの詩人T・S・エリオット、仏画家アンリ・マティス、米画家マン・レイまででてくるんですが、さらに時代がさかのぼって、1890年代のタイムスリップ。
ロートレックや、ゴーギャン、ドガらも登場します。

中でも、傑作だったのがシュールレアリスムの巨人サルバドール・ダリと酒を酌み交わすシーン。
ダリ(本物)

ダリが登場すると映画館劇場のお客さん大爆笑で大盛り上がり。
だから、映画ってたくさんで観た方が楽しいんですよね。
ダリを怪演したのがエイドリアン・ブロディ。 「戦場のピアニスト」の人ですよね。
エイドリアン・ブロディ

そして、婚約者とアドリアナとの間で揺れるギル。
結末は日本人ならへこむ、ちょっと意外な方へと進むんですが暗くならないところがいいんですよね。
というよりは、かなり爽やかなハッピーエンドになっています。


ちなみにですけど、上の写真のようにギルアドリアナが夜のパリを散歩する時必ず流れているのが、1920年代の有名なシャンソンレパートリー「聞かせてよ 愛の言葉を」なんですが、小生ニヤニヤしてしまいました。

アラン・ルドルフ監督が1926年のパリを描いた「モダーンズ」(1989年)のテーマ曲だったんですね。
映画では、ジャン・ルノワールが唄う同曲をマーク・アイシャム大掛かりに編曲しています。

この映画でも、ヘミングウェイ、ピカソ、スタインらが登場しますのでチェックしてください。

超リアルな英国のスパイ映画「裏切りのサーカス」たまらないですよ。

2012-07-16 17:09:02 | 映画
さて、今日も映画。

イギリスのスパイと言えば真っ先に思い起こすのが、誰しも「007」ことジェームズ・ボンドでしょう。
超人的なプレイボーイスパイとして大活躍する物語の原作者はイアン・フレミング
イアン・フレミングは戦時中英国軍の情報部にいたとされ、その経験をもとに007を創造したと言われています。

そして、今日紹介するのは、荒唐無稽な007と対極の超リアルな英国スパイ映画「裏切りのサーカス」
「フォーラム八戸」で公開中です。

↓↓↓公式ホームページ
http://uragiri.gaga.ne.jp/


サーカスは「ボリジョイサーカス」のサーカスじゃぁ無いですよ。ちなみに。
イギリス情報局秘密情報部Secret Intelligence Service(略してSIS)のサーカス。
イギリス外務大臣の監督下にあり、よく知られるMI6は旧称なんですね。

原作はジョン・ル・カレ「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」

で、この原作者ジョン・ル・カレは東西冷戦下の「イギリス情報部ブリティッシュサーカス」に籍を置いていたため、自身の経験から書かれたと言われています。

なので、原作もすごくリアルで複雑なストーリーなんだけど、映画もかなり忠実に映像化しています。
ぶっちゃけ、先に原作読んでおかないと、かなり映画では混乱しちゃうかも。

そこで、上記の公式ホームページでは混乱しないよう、予習ページが。


さて、上の予習ページでもあるように、舞台は東西冷戦下のロンドン。
イギリス情報部を率いる、チーフ「コントロール」(ジョン・ハート)は、情報部幹部の5人の中にソ連の「もぐら(ダブルエージェント)」の存在を確信しているわけ。
中央:ジョン・ハート

で、もぐらの存在を知る人物とブダペストで接触する作戦に失敗。
コントロールとともに、守旧派ともくされた主人公ジョージ・スマイリーゲイリー・オールドマン)まで、情報部を追われることに。
ゲイリー・オールドマン

そして、失意のコントロールも変死。

しばらくして、外務省レイコン次官より「もぐら探し」を命じられるわけ。
コントロールとスマイリーの去った情報部幹部4人の中に敵のスパイもぐらがいるんですな。
情報部の幹部たち

スマイリーは同じく左遷組のピーター・ギラムベネディクト・カンバーバッチ)とともに、ホテルの一室にこもり、もぐら探しを始めるのですが・・・意外なもぐらの正体とは?
ベネディクト・カンバーバッチ

ベネディクト・カンバーバッチは前回紹介した現代版ホームズ「シャーロック」を演じている人。
http://pub.ne.jp/gwnhy613/?daily_id=20120709
映画でもほれぼれするカッコ良さで、いい味出してます。
実際、かなり地味なオジサン達の頭脳戦の中にあって、この人が唯一の華になってます(ホモの役だし)。

しかしやっぱこの映画の見所はゲイリー・オールドマン、コリン・ファース、ジョン・ハートら、英国中年俳優たちの渋い演技のアンサンブルでしょう。


そして、この俳優陣を指揮するのは、スウェーデンの映画監督トーマス・アルフレッドソン
銃撃戦もカーチェイスも無い、このリアルな老スパイ達の心理の戦いを奇をてらわない重厚な演出でまとめ、地味でも第一級のサスペンスエンターテイメントに仕上がっていると思います。

さて、「ティンカー(鋳掛け屋)」(アレリン)、「テイラー(仕立屋)」(ヘイドン)、「ソルジャー(兵隊)」(ブランド)、「プアマン(貧乏人)」(エスタヘイス)の中の誰がもぐらか・・・是非劇場でお確かめください。

おら正直もう一回見たいです。

意外と言っては何だけどかなり面白かった「崖っぷちの男」

2012-07-15 16:42:52 | 映画
意外と言っては何だけど、かなり面白かった「崖っぷちの男」
ジャンル的には「サスペンス・アクション」の部類に入るのでしょうか。


豪華ダイヤモンドを盗んだ罪を着せられた元警官ニック(サム・ワーシントン)。
父の葬儀の際、脱走を図り、現れたのがニューヨークの高層ホテル。
で、突如部屋の窓辺に立ち、自殺を図るかに見えたんだけど・・・・・・
サム・ワーシントン

実は、彼は自らの潔白を証明するために、密かな計画を立てていたんですね。
で、自殺交渉人の女性警官リディアエリザベス・バンクス)を呼ぶんですが、こっから面白くなるんですね。
中央:E・バンクス

実は、無実を証明すべく自分の弟(ジェイミー・ベル)とその恋人(ジェネシス・ロドリゲス)にある計画を並行して実行させていたんですね。
ネタばれになるので詳しく書けません。
中央:J・ロドリゲス、右:J・ベル

んでもって、警官隊が屋上から突入し、ニックを確保しようとするところから一気にドラマは動きます。


もうね、二転三転するこの脚本の見事さ。そして、スカッとするエンデング。
そんなバカなと思うところも無きにしも非ずですが、スピィーディーな展開にそんなに気になりません。
それにしても、初めて長編映画のメガホンを取ったというアスガー・レス監督も、シャープで見事な演出です。

それにしても、悪役を演じるエド・ハリスいいですな。
今やアメリカ庶民のにっくき敵、守銭奴実業家を演じているんでが、この人、何の役やらせてもうまいです。
エド・ハリス

昨年秋から始まった、ニューヨーク市ウォール街での失業問題や格差問題への大規模な抗議デモ。
アメリカ庶民の、金融界への不信感とかがこの映画のベースにあるわけです。
そういう意味では、今最もビビットな映画といえるでしょう。