角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

「女子柔道暴力事件」について・・・

2013-02-01 16:06:21 | 時事問題
ここ最近の一番のニュースは「柔道女子監督の暴力問題」でしょう。

昨日はついに園田監督の謝罪会見ありましたしね。

毎日新聞1月31日付
http://mainichi.jp/sports/news/20130201k0000m050110000c.html
 (略)記者会見で園田監督は「全日本の監督(という役割)を預かる以上、金メダル至上主義があるのは事実」「暴力という観点で選手に手を上げた認識はない。がんばってほしいという気持ちで手を上げていた」と主張した。日本のスポーツ界で、柔道は五輪で最も金メダルの期待が大きい競技だが、その分の重圧も大きく、勝利至上主義が知らず知らずのうちに暴力につながっていた点は否めない。


 もちろん今の時代、「暴力」だの「体罰」だのして指導するなんていけないのは理屈でわかりますし、大阪市立桜宮高校で起こった高校2年生のバスケットボール部主将の自殺事件での30発~40発殴った先生なんか論外でしょう。これなんかもう「体罰」じゃなく「障害事件」ですもんね。しかし、怒り狂ったケンシロウの百列拳じゃあるまいし、どうすればそんなに殴っちゃったんだろう・・・

 ただね誤解を恐れずに言えば、昭和の時代に育った我々オジサンは、例えばあの「巨人の星」の星一徹のスパルタ教育みて育ったからか、所謂「愛の体罰」は容認する傾向があるんじゃないかと。少なくとも、今まではそれもいたしかたないと思ってきたんじゃないでしょうか?
 まぁ、良く考えれば年端もいかぬ子供にこんなギプスはめさせて学校にやったら、警察に逮捕されちゃいますがね。


 小生の世代の人ならわかると思いますが、あだち充先生のあの伝説的な大ヒット作「タッチ」に登場する、野球部の監督代行なんか、もろ体罰(暴力)監督ででしょ。自分の恨みをはらすため主人公を含む野球部員をしごくんですが、それによってかえって強くなっちゃうお話。もちろん、それが良いことだって言ってるわけじゃないですよ。


話はそれますが、「ねずみ先輩」って、このタッチ監督をパクッたようなきがしないでもない。これはどーでもよいですが。


-----------------------------------------------------------------------------------

あの、昭和の名ドラマ「スクールウォーズ」だって、何時も先生泣きながら生徒をぶん殴っていましたもんね。もちろん、だからと言って当時、「暴力教師」だのという批判は聞いたことありません。


 いづれにせよ、スポーツには全く素人の小生ですが、どこまでが体罰で、どこまでが体育指導なのかちゃんとガイドラインしないと部活やクラブ指導の現場の先生萎縮しちゃうんじゃぁないでしょうか。