まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

温家宝さんより朱鎔基さんの方が氷を溶かしたと思うんだけど

2007年04月14日 | 政治
久しぶりに土日、連休。
昨日も、桜が満開の信州に日帰りで出向く。
帰りしな、呼んで頂いたタクシーに乗るが、話し好きの運転手。
一晩で、2人しか拾えなかったと、深刻な話で「盛り上がる」。

特に地方は、車社会。
とは言っても、通常、タクシーが必要な場合は、電話で呼び出す。
迎車料は180円。
「これが問題なんです」という話。

というのは、松本市内であっても、タクシーは電話で呼び出すもの。
「流し」て走っている際、道端で、車の流れを見ている人がいた。
交差点で停車をしようと、スピードを緩めると、その方がダッシュしてきた。
「ようやく止まってくれた」

ええ、「手を上げて」タクシーを止める文化が、無いらしい。
「困ったもんなんですよ。いっそのこと、ボディーにタクシーは
手を上げていただくと、その場に止まりますって、書こうかなと思うんですよ」
だから、ホテル、飲み屋街、そういう盛り場でしか、
客を拾えない、もしくは日中のビジネスマン。

極端な話題かもしれないが、そういうこともあるのかしらと。
ギャグ?でも、本当に、そう言っていたもん。

そういえば、中国から温家宝首相が来日。
いまや朝日新聞の最大のスポンサーと言われている創価学会。
温家宝首相とのツーショットを、唯一報道。
あははははは。

胡 錦濤さんは、アメリカ、アフリカなど行く先々で、
飛行機を買ってやる、何を売ってやる、と、飛び回る「商人」として、
特にユーロ圏内では、「いい取引相手」とした観が強いが、
日本では、何が話し合われたんだろう?。

立命館で始球式を行うなど、農家では「鍬入れ」を行い、
とにもかくにも「マスコミ」にネタを提供するのは、上手かった
と言わざるを得ない。

その昔、朱鎔基さんだっけ、あの筑紫さんのインタビューに応えたり、
若者達と、タウンミーティングみたいなことをしたり。
今回の温家宝首相よりも、もっと、日本よりの発言をしていた。
江沢民、ちょっとパワーが落ちている時期だったからかもしれないが、
日本は、朱鎔基さんの発言に、狂喜乱舞したのは事実。

それに比べれば、今回の温家宝さんは、パフォーマンスだけでしょ。
朝日新聞などは、中国・温首相、「日本の反省評価」 国会演説

  中国の江沢民前国家主席は、いわゆる歴史問題について「永遠に語らなくては
  ならない」と主張してきたが、今回の温首相の演説は、現在の中国指導部が、
  歴史問題を前面に掲げた前指導部とは一線を画していることを印象づけた。

  ただ、日本側に「態度の表明と約束を実際の行動」で示すよう求めた。具体的
  には述べなかったものの、靖国神社参拝問題などで日本側にクギを刺した形だ。

もっていくねぇ、靖国参拝に。
江沢民は、酷かったね、なんてことは、朝日新聞は言わないんだろうけど、
温家宝さんは、中国を意識しての「発言」。
日本の援助を最大限に評価していることから、
単に、
「そういう方針に切り替わったんであろう」。

狙いは、公害対策技術とか環境問題に関する技術?
知的所有財産権やら、特許侵害に関して、今もっても「野放図」な国だから、
日本に期待することって、
根こそぎ「技術」を持って帰りたい、になるよね。

それが「国益」に基づいた「外交」というものでしょう。
どのマスコミも、フレンドリー一色な報道が多いけど、
マスコミがこれでは、いつまでたっても、北朝鮮にしても、どこにしたって、
やられっ放しには、なるよね。

戦後、「ソ連」が強力になって、アメリカの旗色が悪くなったとき、
東京神田の「古本屋」街で、社会主義やら共産主義の本が、
根こそぎ売れまくったという時期があったのは事実。
なんだか、そういう方々が、今でも、政治家に事業者に学者に多いのも事実。
あと、マスコミにも。

当たり前だけど、こちらとて、中国の市民に対しては、何のわだかまりも無い。
一連の「無邪気」な報道をみていると、
相変わらず、なんだかなぁ、と思ってしまうのでした。



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