マキノ病院小児科ブログ

小児科からのお知らせです

子宮頸癌の検診

2009年12月28日 | 診療
子宮頸癌検診の結果が母子手帳にクラスⅡとあって心配になったと質問がありました。
産婦人科のことはよくわかりませんが、
クラスⅠとクラスⅡまでは正常と思っていいみたいですよ。
Ⅱは炎症が少しあるとの判断とのこと。
クラスⅢaから一応は要注意みたいな感じでしょうか。
あとは専門の先生に聞いてくださいね。
その際にワクチンの相談もするとよりいいと思いますよ。
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あかちゃん

2009年12月28日 | その他
コメントいただいたのでこちらでお返事も兼ねて。


昔はもっと「赤ちゃん」に接する機会がいっぱいあったんでしょうね。
初めての予防接種に来る時期に赤ちゃんをまだおそるおそる抱っこしているお母さん、
お父さん、たまにはおばあちゃんたちまでも。。。
ちょっともったいない?と思ってしまいます。
悪いとまではいいませんけどね。
まあうちですら上の子が生まれた時、産科の病室でチビちゃんをクルクル振り回して遊んでいたら
じじばばになったばかりの連中がうるさかったくらいですし。
あんなにちっちゃくてひ弱そうなもん初めて見たのなら、さわるだけでも怖いのもある程度仕方ないですかね。
まあそれにしても2人目以降の扱いとの差のデカイこと!!
経験って大事ですね。

熱でもお母さんがまあ大丈夫かなと思っている横でおばあちゃんたちがやいやい言う。
で、大丈夫と思っていたのに結局不安になって病院に来ましたなんてどこの病院でも一緒。
さらには「昔はこうだった」ですから、お母さんたちも大変かと。
昔の知恵は本当にすごいものも多いので上手に残していけたらいいんですけどね。
自分がここでえらそうに言っていることだって10年後には否定されてるかもしれませんしね。

中学生の、特に女の子に、赤ん坊に接する機会を与えてあげるのはものすごくいいことみたいですね
(小学生だとちょっと早いらしい)。
少子化対策にもなるんでしょうかね。



コメントは非公開にしていますが、いつでも書き込みしてもらってかまいません。
匿名でなくてもいいですよ。
まあ、誰だろ?って想像するのもちょっと楽しいかも(ヒント下さいね!)。
でも公開しないと返信難しいですねぇ。
まあなんとかわかるように返事しますので、どうぞよろしく。
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ワクチンと母乳/妊娠

2009年12月28日 | インフルエンザ/ワクチン
「乳児がいて母乳を与えているのですが、母親はインフルエンザワクチンを接種できますか?」
これも毎年何度かは聞かれる質問ですね。
基本的にどのワクチンも、母乳育児中でも何の心配もせず接種してもらって結構です。

妊娠中でもインフルエンザワクチンは基本的に「推奨」されています。

個人的には妊娠初期はちょっと感覚的にどうなん?って思いはします。
でも実際に妊娠に気づかない時期にインフルエンザワクチンを接種した人は
これまでそこそこの数であると考えられます。
その後に特に問題のあったとの報告がないというのは
まあ多少の説得力を持っているかもしれませんね。

妊娠後期がインフルエンザの流行時期より前にあたるのであれば、
母体が予防接種を受けるのはむしろ「積極的に」でいいと思います。
まだワクチンを接種できない新生児から生後6ヶ月までの期間の赤ちゃんに
母親から抗体(移行抗体)を与えてあげられることになりますからね。
下手に内科などで相談すると敬遠されたりするかもしれないので、
産婦人科、もしくは小児科で。。。がいいかもしれません。

うちは下が9月生まれだったので、新型は当然として、
季節性もまだワクチンがない時期でしたのであきらめました。
上の時は6月だったので検討すらせず。。。
そうそううまくはいきませんね。

授乳中と違って、妊娠中には原則接種してはいけないワクチンもありますので
もし検討される場合は必ず産科医あるいは小児科医に相談してくださいね。
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