マキノ病院小児科ブログ

小児科からのお知らせです

嘔吐下痢

2013年11月30日 | 診療
先日、あるお母さんが、
高島病院に行こうと思ったら、嘔吐下痢の子でごったがえしていて無理かもと言われたとうちへ。

うちではちらほら程度で、しかも下痢メインで元気な子ばかりだったのですが。。。

昨日・今日としっかり増えてきましたね。

まあ。冬だし。
秋はドコ?(゜д゜;≡;゜Д゜)ドコ?でしたけどね。。。

感冒性胃腸炎には嘔吐の漢方薬がかなり効きますし、
経口補水液も結構浸透してきてることもあって、
ずいぶん前に比べるとなんとか「頑張れる」ケースも多くなってきたと思ってます。

だからこそ、無駄に吐かせ過ぎないでね~としつこく言っておきますね。


去年も11月末にコメントしてましたね。
そっか、嫁がやられてたのか~と懐かしく振り返れるのもいいですなぁ(ΦωΦ)

感冒性胃腸炎


二段ベッド

2013年11月25日 | その他
引っ越ししたらいつかは子どもたちは二段ベッドで。

という話をしていたんですが、
まぁM2号は絶対母がいないと寝ませんので、
当分先のことやと呑気に構えておりました。

ところが!!

なにを血迷ったのか、
はたまた、早く子どもと寝るストレスから解放されたくてあせったのか。。。

近くに安売り家具の店ができてしまったこともあり、
ある土曜に「唐突に」ベッドを買いに行くことに。

仕事を終えて帰宅した時点で、
すでにM1号という外堀を埋められていたため、反論の余地なし(´・ω・`)

手ごろなベッドがないことを祈り続けた甲斐もなく。。。

あっさり発見&購入(ノД`)シクシク


その夜。

父「あれさあ。。。」

 「M1号が寝ぼけて落ちたらあぶないやん?」

母「えっ!?そんなん考えてなかったわ( ・´з`・)」

父「まぢかよ。。。」

ちょいと検索してみると、鎖骨骨折などなど。。。あるわあるわ。

あぁ。。。目に浮かぶ光景。

おねしょ(M1号はまだたまに失敗が)or ちびる
→寝ぼけて起きる
→落っこちる
→怪我しておしっこまみれのまま病院!?Σ(゜Д゜;)


しばらくして我が家に二段ベッドが届きましたとさ。
仕方ないので、横に並べて使うことに。
そして案の定、狭いベッドに母とM2号は一緒に寝るハメに(*´-д-)フゥ-3

M2号が寝たあとに何度か脱出を試みた母でしたが、
これまでに2,3回、
夜中に「おがあざぁぁぁ~ん」と号泣されて、結局最近はあきらめてました。

真夜中に母を探して三千里ヽ( ´ー`)ノ フッ


で、なんでいきなりこんな話かというと。。。


今晩帰宅したら、
話声は聞こえるものの、子供部屋からでなく。。。

父のベッドからでしたΣ(゜д゜;)ガーン

上の子が生まれて以来、
平和にベッドを独占してきたのに。。。

楽しそうなチビたちに占拠されておりましたよ(><;)
落ちてもいいようにベッドのまわりに色んなもん並んでるし。。。

父は今夜から狭い、そして固いので腰に悪そうな子ども用ベッドで寝ます。
そしてひとつ無駄やんけっ!なんてことはもう気にしたら負け。
明日から腰痛で仕事休むかもしれません。。。


アレルギー教室

2013年11月19日 | 診療
まだ先やしとまったりしてたら、6日でいいの?とお声が。


コメントでちらっと触れておりましたが、
2回目も無事開催できそうです。


12月6日(金)14時からを予定しております。

お題は「食物アレルギー」

学校保健委員会でお話させてもらった時の資料を
ほぼそのまま使う予定ですので、
食物アレルギーってどんな感じ?なお話になります。

時間は1時間くらいになるでしょうか。
2、30分くらいお話してあとは質問でもあればになるかと。


前回、図書室(狭い部屋)だったのですが、
保護者&お子さん、そしてベビーカーもで、手狭になってしまいました。

ある程度参加者が多いのなら、
机を出して、マットをひこうかなとも考えています。
それよりも多かったらどないしようか迷うところです。
もし今から参加するおつもりの方おられましたら、
コメント欄に参加します~とでもお知らせいただけるとありがたいです。

便秘

2013年11月13日 | 診療
うんちは毎日!!(年齢問わず!!)

先日のこと。
あるお子さんが風邪で受診。

「この前、便秘でキバりすぎて、白目向いて意識なくなって運ばれた」
とお母さんが。。。

で、お母さんと、再度、「便秘はあかんな!!」で意見が一致いたしました次第。


過去ログを掘り起こしてみると、
便秘
でほぼOKかと思いますが、
最近は2日目に浣腸でもいいのと違うかな~とまで思ってます。

だって、「明日まで待ってみよう症候群」になっちゃいますし(´・ω・`)


そうそう、この前も別の便秘ちゃんの時に質問されました。

「浣腸ばっかりしていると浣腸しないと出ない子になりませんか?」

→「今すでに浣腸しないと出ない子になってますやん?」

こっちの方が個人的に気に入ったので、これからこれでいきます^^


あと、新生児~乳児で母乳・ミルク不足だとたしかに便の量も減るわけですし、
おなかの動きも足りてる場合に比べると少なくなるかもですし、
便秘傾向になってもおかしくないですね。

でも出るものは出るはずなのだから、出ないのなら、やはり浣腸は必要です。
同時に機嫌や体重、あるいは発達なども参考に、
哺乳について検討をすすめていくのが大事かと思われます。

なんしか、便秘はあきません。
いつでもなんでも浣腸のために「早めに」受診してください。

浣腸はナースがしますので、
わたしゃあんまり嫌われませんのよ、あれだけは(。-∀-)化♪

インフルエンザワクチンと卵アレルギー

2013年11月12日 | インフルエンザ/ワクチン
出足はゆっくり目でしたが、
日々インフルエンザワクチンの予約が増えてます。

またさらに寒くなってきましたし、
そろそろですよね。。。

うちのチビたちもやろうと思ってたら、
上の子が卵?アーモンド???(卵は成分表示なし)で騒動になってしまったので
少しだけ延期です><;


毎年、卵アレルギーって言われているけど、
インフルエンザワクチンは接種しても大丈夫か?と質問が。

去年はブログではスルーしてしまっていたようですが^^;
その前はインフルエンザワクチンと卵アレルギーで話してましたね。

心配で心配で仕方がないのなら、
皮内テストしてからというのもひとつの選択かもしれませんが、
それほどあてになるわけでもなく、
しかも余分に泣かせるのは間違いないので、
うちではいままでやったことはないですね。

先日の横浜の学会でも、
「鶏卵アレルギーでも積極的にインフルエンザワクチンを接種すべき」
な内容の発表している先生もおられました。

なんにしろ、接種に問題ないと考えています。

信じるものは

2013年11月11日 | その他
カリスマなにそれだし、
なによりめんどくさがりなので、
宗教法人マ○ノ病院小○科計画はそもそも発動しませんが。。。

医療って大なり小なりそっちの要素ありますよね~。

小児科だと何より「親の安心」って大事ですし。

熱が4,5日続くと、さすがに親御さんも不安が強くなってきます。
それまでの経過や子どもの状態やある程度の検査、
そして何より周囲の同じような子どもたちの経過などから、
あと1,2日でなんとかなりそうだなってことがよくあります。

でも実際、子どももしんどいんだし、親も疲れてもきますので、
入院になるケースもちょくちょくあるわけで。

そして入院になったあと、お母さんたちのよく寝ること(ΦωΦ)

いつ訪室しても親子で(´-ω-`)グーグー

一旦ちょっと安心。
一旦家事などからも解放。
などなど。
そしたら数日耐えた疲れがどっと。
そら爆睡するわな。

そして単にぼちぼち治るタイミングだっただけがほとんどなんでしょうけど、
一晩ゆっくりするだけで「勝手に」熱が下がることの多いこと。
あまり飲み食いできてなかったから点滴で楽になるのもありますけどね。
母親が安心→子どもも安心→風邪治る。


「夜中咳がすごかったのでホクナリンテープ貼ったら落ち着いて寝たんです」

昔からやたら聞く声ですが、

河「あれ自分がセロハンテープにすりかえておいても効くやで」
 「喘息のテープやし、ゆっくりしか効かないから速効性なんてないんやで」

貼ってあげた・貼ってもらったがいいんでしょうね。
ヴ○ックスヴェポ○ッブの効果も多分に親の愛が♪

以前から、そして最近特にホクナリンテープの処方しすぎが問題と言われてます。
くださいと言われ、喘息のテープやでと言い訳して出してるのも言い訳にもなりませんが。

あ!!
喘息には効かないセロハンテープを売ればいいのかφ(・ェ・o)メモメモ


小学校高学年以降、不定愁訴と思われる受診がしばしばあります。
頭痛い、おなか痛いなどなど。

簡単に治るようなものではないですが、
受診して、ゆっくり話ができて、
親も子もちょっとでも納得、そして少しでも安心できると、
少なくとも病院に行かないとあかんレベル以下で落ち着くことも間々あるようです。

といっても戻ってこないから勝手に思ってるだけで、
実はよそに相談に行ってただけならめちゃ恥ずかしいですけど(´・ω・`)


今日のテーマは安心。

マキノ病院に行ったら治るで!!

あれ?
教祖の道がぼんやり見えてきた気がしますね(☆Д☆)

診療報酬

2013年11月08日 | 診療
消費税アップに伴い、医療費(患者さん支払)には消費税がかからないのに、
病院として購入しなくてはいけない薬剤やいろいろな消耗品には消費税がかかると。
そのため病院経営的には負担増になると。

さすがにそれは。。。とお上も思うようで、
だったら診療報酬「あげてやるよ」となるようで。。。

(*´-д-)フゥ-3

結局患者負担増に行きつくと。

高齢者の自己負担増とセットで受診抑制が見えてるような気がしますね。
いやはや、よく考えてるわほんと(´-д-`)
そして結局は経営体力のない病院は立ち行かなくなると。。。

まあ、あまり大きい声では言えませんが、
高○圧とか高○血症とか、なんとかかんとか。。。
ほんまに受診しないとあかんの?
本気で治す意思あるの?。。。な
例も多々あるのも事実ですので(-ε-o)ボソッ(以下自粛)

医療にとどまらず、
日本の至る所であらゆるものが制度疲労まっただ中ですし、
ほんと5年、10年先のことはわかりませんね。

そして毎度のことですが、小児科だけでも悩ましい。。。

たとえば、
自分が頑張って「布教!?」してですね。
みんなが熱の心配とかちっともしなくなってですね。
いいことなんですけど、受診しなくなったらですね。
当たり前ですが、外来診療は売上激減ですよこれ( ゜д゜)ンマッ!!
そうでなくてさえ、子どもが減っているわけですし。

ちなみに、
ヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンのおかげで、
細菌性髄膜炎は言わずもがな、
その他の部位の細菌感染も間違いなく減ってますし、
まだまだ接種者がそう多くはないとはいえ、ロタワクチンのおかげで
ロタの流行自体もマシではないかなんて声も聞いたりします。

まあそうは言っても、受診がなくなるわけではないし、
風邪で飲み食いできなるかる子がなくなるわけでも、
肺炎になる子がなくなるわけでも、
嘔吐で脱水になって入院になる子がなくなるわけでもないんですけどね。

でも結局、小児科一般外来って「子育て支援」な面が大きく、
これからももっと大きくなるでしょうし、
でもそれを病院としての利益につなげようとすると。。。(//o//)プシュー=3

t○t○BIGでも当たればボランティアもありですかねぇ。。。
ま、買ってないから当たらないけど(´・ω・`)

あ、そうか。
宗教法人マ○ノ病院小○科で行。。。


そういえば。。。
ほとんど趣味でやってると言ってもいいくらいに「楽しい」鼻腔吸引。

耳鼻科では処置として請求できるようですが、
小児科ではまったくのサービス扱い^^;
吸っただけで昼寝できたとか、夜寝れたとか言ってもらえるから、
大事な医療行為のはずなんですけどねぇ。

ま、ずるずる~って吸える時は、吸われて泣く子どもたちには悪いけど、
吸う方は「ホンマ」楽しいからよしとしてますが、
洗って滅菌してと準備してくれるスタッフには感謝♪感謝♪

アレルギー教室

2013年11月01日 | 診療
ものは試しと計画したはいいですが。。。
おおざっぱな性格なので。。。

予防接種が押して開始が遅くなったり、
部屋が狭かったりでご迷惑おかけしました。

そしてわざわざ来ていただいてありがとうございました。

参加していただいたみなさま。
是非コメントに
「こうしたらああしたら」
「ここがダメ」
などなどよろしくお願いします。

せっかくですので月に1回くらいはやろうと思っています。

次回も予防接種の後の時間を使おうかなと。
12月6日(金)あたりでしょうか。

夏の学校保健委員会で使った資料があるので、
ちょっと手直ししてそのまま利用する予定です。

というわけで、テーマは「食物アレギー」。

日時が決まったらまたお知らせします。