マキノ病院小児科ブログ

小児科からのお知らせです

ぎんなん(銀杏)

2013年10月30日 | 診療

妙に暑い日もあったりしましたが。
なんだか台風ばっかりだった気もしますが。
すっかり朝晩寒くなり。。。

やっぱ秋ですねぇ。

ひさしぶりに。。。
いやもうほんとひさしぶりに。。。

銀杏食べましたよ(´ー`)

実はめっちゃ好きなんですが、
あの匂いに某所からクレームが飛んでくるために、
なかなか家では食べられないんですよね^^;

(*゜ロ゜)ハッ!!

そっか、水曜日に食べたらいいやん!!(☆Д☆)キラーン!!

というわけで、
今日の昼ごはんは銀杏でした!!

もう当分銀杏いらんわ。。。(*´-д-)フゥ-3



そして、ふと。
そうそう、銀杏て子どもが食べ過ぎたらけいれん起こすかもだったなと。

銀杏に含まれる成分が、ビタミンB6の働きを邪魔するんだそうです。
そのため、ビタミンB6欠乏症と同じ状態に陥って、
ひどい場合はけいれんに至ると。。。

特に小さい子どもほど要注意。
ばらつきはあれど、
10歳以下には食べさせないほうがいいとしているところもありますね。
まあ体格や普段の食生活などにも左右されますので、
何歳なら大丈夫ともいいにくいですよね。
乳幼児はやめておきましょうね。
まあおいしくないと食べないことも多いでしょうけど。

自分が言うのもなんですが、
大人でもあまりに大量に食べるとあぶないんだそうですよ><;

ちなみにビタミンB6は
肉(特にそれぞれのレバー)とかマグロなどの魚、
わたくしの大好物ピスタチオなどなどの木の実&ゴマなんぞに多いとか。

ご参考まで。

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滋賀医大小児科での結核の件について

2013年10月23日 | 診療

滋賀医科大学付属病院で、
小児科外来とGCUに勤務していた看護師が結核と診断された件について、
大学から連絡がありました。

『本日(22日)午後にプレス発表するともに、
濃厚接触者リストを作成し接触者検診を開始したところです。
濃厚接触が疑われる患者さんには、
本日(22日)午前中に速達郵便にて検診のお願い文書を郵送しました。』

ということでした。
23日内(24日も?)に郵便での連絡がない場合は、
濃厚接触者に該当しないと考えてよいと思われます。

ちなみに対象となる可能性があるのは、
『該当職員と8/1から10/8に接触の可能性がある患者さん
(保護者は原則として濃厚接触ではないと判断しました)』とのことです。


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乳児健診

2013年10月21日 | その他
ここ数年、高島市の乳幼児健診は、
北部地区の4ヶ月健診だけ担当しているのですが。

今日、市の担当の方たちが、
わざわざお話をと来院されました。

10か月とか1歳半などもお願いできませんか?
くらいは予想してたのですが。

4ヶ月健診と同じ日に10か月健診もしてもらえませんか?

。。。でした(´・ω・`)


1回あたりの人数が減ってきてるからですね。

いくら人数減ってきたとはいえ、
今の時点でまとめてやるとなると、
1回あたりの人数が倍になってしまうので、
あまりのんびりやってる余裕はなくなってしまいそう。

マキノ町の健診だけ4ヶ月から3歳半までをひとりでやってたのが
ほんと懐かしいです。。。

かかりつけさん率が高すぎて、
ゆっくり話する必要さえないという驚きの健診だったなぁと^^;

今日は健診に絡んでこれまたいろいろ考えさせられた1日でした。
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横浜

2013年10月20日 | 診療
行ってきました。
昨日はすごい風、今日はすごい雨風でしたが(T‐T)


学校給食での誤食でのアナフィラキシーが原因で亡くなったお子さんの
ご両親が昨日のシンポジウムに参加してくださいました。

昨日がお子さんの誕生日だったんだそうです。

お母様の
「食物アレルギーのことをきちんと知ってもらいたい。
そして必要以上に怖がらないでほしい。」
というお話がすごく心に残っています。

涙もろいので、
ずっとうるうるしてたんですけど。。。
座長の先生も檀上で涙を拭いておられて。。。
貴重なお話でした。


食物アレルギーだからと、多品目にわたる除去を続けすぎて、
極端な体重増加不良と運動発達の遅れを認めた子とか。。。

乳児期早期から湿疹がひどかったものの、
民間療法や親の判断で母乳のみに頼った結果、
10か月時で首も座らず、体重4kgだった子とか。。。

環境とかほかの要因も大きいのでしょうけれど、
気を付けないとあかんなぁと。


皮膚科の先生の講演で、
ステロイドをきちんと使って治せないアトピー性皮膚炎はないという
力強いお話もよかったです。
治らないのを様子みながらひっぱるのはやはりよくないと。


そして、うちでもほそぼそと、
そして可能な限り慎重に、
だから結果としてたまにしかできてませんが、
食物負荷試験をやっています。

世の流れは確実に、
少しでも食べられるなら、食べて治していこうです。
(ただし無理はあぶない)
今は1泊の入院でしかやってませんが、
日帰りでもやれないかなともずっと考えています。
地域的に、やはり「安全性優先で」ですけどね。



めずらしくまじめに人の話をいっぱい聞いて。。。
何ができるかいろいろ考えて。。。

夕方、帰って来て玄関開けたら、
下の子がビェ─・゜・(。>д<。)・゜・─ン!!の真っ最中。。。

(*´-д-)フゥ-3
さて。。。
もっかい横浜行ってきていいですか?(´・ω・`)
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インフルエンザワクチンQ&Aより

2013年10月13日 | インフルエンザ/ワクチン
インフルエンザワクチンはうったほうがいいですか?

と毎年質問されますので、
先日もらった資料からanswerをちょっと手をいれてぱくらせてもらいます。



『日本で使われているインフルエンザワクチンは不活化ワクチンであり、
その効果の持続期間はおおむね半年程度とされています。

さらに、インフルエンザウィルスは、流行株が毎年少しずつ変化するため、
やはり毎年継続して接種することが推奨されます。

インフルエンザワクチンにはインフルエンザの発症を予防する効能がありますが、
100%の効果を期待することはできません。

有効性に限界があるからこそ、より多くの方に接種していただければ、
乳幼児や、基礎疾患などのためにワクチンを接種できない方などをも、
その集団免疫効果によって守ることができます。

そのため、積極的にワクチンを接種するように勧めます。

インフルエンザは発症しても抗ウィルス薬があるので、
ワクチンでの予防は必ずしも必要でない、という考え方はお勧めできません。
発症後に抗ウィルス薬を使っても、重篤な合併症を発症する危険性はなくなりません。
また、抗ウィルス薬を使っても、
周囲に対しては感染力を持ったままの状態が続きます。

やはりワクチンで予防することが重要です。』



ご参考まで。

公費で全員接種できたらこんな説明いちいちいらないんですけどね><;
コメント (4)
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ゆっくり話を

2013年10月10日 | 診療
先日の会議でも
アトピーとか食物アレルギーとかの外来枠をもうけるとか、
アレルギー教室みたいなちょっとした時間をつくるとか、
そんな話もありました。

でもまあ個人的には、
外来がさほど忙しくない(というか正直ヒマな時も多い)ので、
個別にまあまあ時間とって話はするようにしてるつもりです。
わざわざ枠を作るのはどうなのかな?とちと悩み中。
アレルギー教室とかあるなら行ってみたい!な声がございましたら、
ぜひぜひお知らせください。

4か月健診で湿疹のひどい子とか、まあまあ見かけるのですが、
正直なところ、外来でゆっくり話をしたあとなら、3日もあれば、
かなりキレイにしてあげられると思ってます。
なんせ乳児は若いから!(。-∀-)化♪

まあ本当の重症例を診る機会があまりないといえばそれだけですけど。。。

少し年齢が上がると、環境要因も大きくなってくるので、
乳児並みの劇的な改善を見込むのはちと厳しくなってきますが、
年長児のアトピー性皮膚炎も頑張れば頑張っただけの反応はあると思ってます。

今日も、先日にいくつかの病院を経てうちに来られてた保育園児が再診。
初診時に日々思っていることをゆっくり伝えて、
その通りに頑張ってもらっただけとはいえ、
1週間ちょっとで「びっくりするくらい」マシになりましたとのこと。
うまくいかなかったらどうしようといつもびびってるので、
やはり喜んでもらえる結果になるとこちらもうれしい。
まあ、一旦はよくなるとはいえ、
本当はこれからぼちぼち頑張り続けるのが大変なんですけどね。

ずいぶん前にステロイドステロイド軟膏でも話してましたね。

薬を上手に使えるようになればいいよね~ですね。

結局、それは熱とか嘔吐の対応とかも同じことで、
いつもの話に落ち着いてしまうわけです^^;



一般小児科外来の悩ましいところ。

時間があればもっと説明できて、納得できそうなことでも
忙しい外来だと、その時間がとれないことがしばしば。

ひとりひとりに丁寧に時間をとっていると、
ただでさえ「もうからない」とされる小児科は、
経営側から見られると「つらい」ものがある。

そんな中、
マキノ病院は、民間病院であるものの、
小児科単独としても、採算が取れるにこしたことはないが、
小児科勤務医がいることで、地域に貢献できるのであれば、
当面はそのことについては「目をつぶる」とまで言ってもらえている病院です。
(病院全体が傾けばもうどうしようもないですが)

時間を取りやすいメリットは大事にしたいですね。

そういうわけで、
これからも、ヒマすぎず、忙しすぎない贅沢な環境を願う今日この頃でした。








ステロイドはいい薬ですよ~!!!

熱で頭はやられませんよ~!!!!

吐いたらすぐ飲んだらあきませんよ~!!!!!(しつこい?)
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びっくり

2013年10月06日 | その他
昨日の学会には
日本小児科学会の会長の講演もありました。

その中で、学校では学習指導要領に載っていないことは「教えられない」との話が。

たとえば、予防接種は今までも、そしてこれからはさらに大事な「予防医学」にあたるのですが、
その予防接種が大事だよ~ということを小学校で教えることはできないと!
なぜか妙に副反応だけバーンと記載があったりするので教科書としてどうよ!?な感じなんだとか><;

だって学習指導要領に載ってないからと。

そして、学校の先生たちは、
生命科学などの教育を受けていないことになっているので、
保健体育の授業として、受精だなんだのくらいしか扱えないとされていると。

将来子どもを育てるようになった場合に、
絶対必要なはずの知識は学校では教えない、教えられないということなんでしょうかね。

熱が出たらどうするとか、嘔吐したらどうするとか、
学校で教えたらいいやんって思いつつ、
逆になんで教えないのかな~っていう疑問に対する答えはこういうこともあるのかと。

まあ妙に納得したところがあったのでよかったです。
又聞きですので実際には違うことがあったらごめんなさい。

でも、先月にもちらっと話しましたが、
自分にできることがあるのなら、
やはりまずはマキノ「4校+1校」あたりででもおためしくらいできるといいなと思った週末でした。

そうですねぇ、
大きな目標は。。。

「熱であたまがやられなか心配で」を外来で聞かなくなる!!


(。-`ω´-)ンー

自分で言っておきながら、
ハードルが高いのか低いのかよくわからん目標でした^^;


あ、別に問題ないとおっしゃるのであれば、
市内のマキノ町以外の学校もお声かけしてもらえると
何ができそうとか、可能性・選択肢が増えることになるのでありがたいかもです。
匿名でもかまいませんので、
こんなんどう!?などなど、コメント欄にでも、直接にでも、どうぞよろしく。
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ありえん(-_-)

2013年10月05日 | 診療
先日。

滋賀医大の先生からの紹介状を持って来院の患者さん。

まぁ、とはいえ、お兄ちゃんはうちのかかりつけさんですけど。

母「(大学の)М先生が、検索すると、先生のブログが一番上に出るって言ってましたよ」と。

河「そらそうやろ~、マキノ病院で検索する人ってめったにおらんやろうし^^;」

でさらっと流してたのですが。。。。


今日は小児科学会滋賀地方会の日でした。

そこでМ先生に久しぶりにお会いし、
紹介の件でお礼の話をしたら、その話はそっちのけで、
「検索で一番上に」の話をされてしまい^^;

それ聞いたってば~ってスルーのつもりが、

М先生「いや、『小児科 ブログ』って検索したら、先生のが一番上やで」と。


。。。。。

。。。。。

。。。。。


はぁ!?????

なんですと!????


絶句してたら、ほらって、検索結果みせてくれました(T-T)

幸い?上から2番になってたとはいえ、なんということでしょう。。。。

まあかかりつけさんでなくても少しでもお役に立てるのならまだしも。。。

最近更新もさぼりまくりというのに><;










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10月の小児科休診

2013年10月01日 | 診療

毎週水曜日は午前診・夜診ともに休診です。

5日(土)と19日(土)は休診とさせてもらいます。

よろしくお願いします。
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10月の小児科当直

2013年10月01日 | 診療

10月の小児科当直は

11日(金)、22日(火)、31日(木)です。
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