プール

プールの季節が近づいてまいりましたね。

日本臨床皮膚科医会・日本小児皮膚科学会合同の、
「皮膚の学校感染症とプールに関する統一見解」なるものが発表されました。


以下の通りです。


伝染性膿痂疹（とびひ）は、治るまでプールは禁止。水を介して感染することはないが、
小児同士の接触で症状の悪化や感染の恐れがあるため。

伝染性軟属腫（水いぼ）は、プールに入ってもよい。タオルや浮輪などの共用はできるだけ避ける。
プールの後はシャワーで肌を洗うことを推奨している。

頭ジラミも治療を開始した状態であればプール可。タオル、ヘアブラシ、水泳帽などの貸し借りはしない。

疥癬も治療開始後であればプール可。ただし、角化型疥癬は感染力が強いので、外出自体を控える必要がある。



水イボは「プール可」ですね。

とびひは「プール禁止」ですか。。。

掃除ロボット

引越しを機に共働き世帯の味方「○○バ」くんが我が家にやってまいりました。

自分もダニ・ハウスダストのアレルギーきついですし、
嫁もあれこれのアレルギー性鼻炎持ちですし、
Ｍ１号も生粋の（？）あれるぎっ子なので期待大です。

初めてスイッチ入れたときは、うわさにたがわず、
あちこちにぶつかって迷走気味な様子などがたしかに「かわいい」感じもし、
思った以上にホコリやゴミを吸い取ってくれることに感動もし、
そのゴミ捨てやちょっとしたメンテに「これめんどいやん。。。」と思いもし、
その後も日々活躍してくれてました。

そんなある金曜日の夜。。。

深夜に突然「ぴろっりろ～ん！」なでっかい電子音が！

「何時やおもとんねん！！」

と思ったら「うぃーーん」となにやら頑張っている音が（T-T)
（掃除機だけに結構うるさいんですよ）

消しにいくのもめんどくさいので放置していたら意外と早く,
「△○×▽■□！」と一声叫んで停止したようでした。

朝起きて探してみたら、
玄関先で迷子になったまま停止している○○バくん。。。
なにやってるんだか＞＜；

ベースの電源入ってなかったので、よくまあ玄関おっこちなかったなぁと＞＜；

しかも、電池切れで力尽きたんだろうと思いきや、スイッチ入れたら動きよるし。。。
深夜３時に予約するはずもなく。。。



。。。。なんで動いたん！？

。。。。なんで止まってたん！？



深く考えないようにします(´・ε・｀)

ネズミさんがいたんだね。きっと。



ちなみに先ほどはソファの下を掃除しようとして、
（本体がつっかえて）入れず出られずになって、
最後は力尽きたか、そのままあきらめて眠ってしまいましたよ。
手のかかる子ほど。。。

風疹

マキノ病院広報誌に「なんでもいい」ので原稿よこせとの無理難題を仰せつかりまして、
あれこれ思い悩んだ挙句、落ち着いたのがこのお話。

せっかくですのでこちらに先にあげておきます。

広報は６月１日付発行です。


（ここから）


風疹

首都圏などを中心に風疹が大流行となっています。
５月までの時点で去年１年間の総患者報告数の２倍をすでに超えている勢いとのことで、
流行のピークとなりやすい季節である６月に向けてより注意が必要です。

風疹は風疹ウィルスが原因で起こる感染症です。
潜伏期間は２～３週間程度で、発熱、発疹、耳介後部のリンパ節腫脹が主な症状ですが、
不顕性感染（感染しても症状がでないが、
周囲への感染力がある）も多いとされ、頻度は低いものの、
血小板減少性紫斑病や急性脳炎など重篤な合併症が起こることもあります。
不顕性感染を含め、軽症例も多く、確定診断の難しい感染症でもあります。

そして、一番問題になるのが、妊婦さん（特に妊娠初期）が感染してしまった場合です。
胎児も感染し、流産・早産のリスクとなるばかりでなく、出生時に先天性心奇形や
難聴・白内障などの重い後遺症がみられることがあります（＝先天性風疹症候群）。

風疹に罹ってしまっても有効な治療薬はなく、対症療法で治るのを待つしかありません。
そのため、妊婦さんが感染しないようにするために、女性だけでなく、
周囲のみんなが予防接種により感染を防ぐしかありません。

平成１８年度から年長児が２回目の麻疹風疹ワクチンを接種するようになり、
平成１９年度から昨年までは時限措置として中学１年生と高校３年生にも麻疹風疹ワクチンの接種が
行われました。そのため、接種済みであれば感染リスクはかなり少なくなると思われます
（ただし接種していても感染することもありえます）。

年代によって予防接種がなかったり、不十分だったりする可能性があります。
昭和３７年４月２日から昭和５４年４月１日生まれの男性は特に注意。
昭和５４年４月２日から昭和６２年１０月１日生まれの人は男女とも要注意。
昭和６２年１０月２日から平成２年４月１日生まれの人は、男女とも要確認。

定期接種に該当しない場合は自費接種となってしまいますが、大事なワクチンです。
成人であっても小児科でも相談もしますので、連絡いただければと思います。

ちなみに現在妊娠の可能性がある、または妊娠中の女性は接種できません。
また、ワクチン接種から２か月間は避妊が必要ですのでご注意ください。


（ここまで）


というわけですので、
１歳になったらすぐにでも１期МＲワクチンを、
そして新年長さんも今すぐにでも２期МＲワクチンを済ませておきましょう。


ちなみに恐る恐る調べてみたところ。。。
「特に注意」な世代のわたくしめの風疹抗体価は。。。激しく高かったです＾＾；

三種混合ワクチン

四種混合ワクチン（三種混合（DPT）＋不活化ポリオ）が去年の１１月から定期接種扱いとなっていますが、
そのために三種混合ワクチンの需要は当然減ってきています。

でも四種混合ワクチンの供給量に問題があったため、
一度でも三種混合ワクチンもしくは不活化ポリオワクチン単独の接種が済んでいる場合は、
四種混合ワクチンは予約できないとなっていました。

そんな中、三種混合ワクチンの製造を中止する予定なんて話があるそうですので、
一期追加などの接種時期に該当する場合は早めに済ませておくほうがややこしくないかもしれません。

さすがに製造中止が早すぎるだろと問題になったらもうしばらく大丈夫になるかとも思いますが、念のためです。

１４人！！

毎月４ヶ月健診のために今津まで行っています。

１回の人数はそれほど変わりないのすが、マキノの子がほんとに少ないな～と薄々感じてはいたのですよ。。。

先日某小学校の健診に行った際に、ちらっと出生数の話が出て。。。

確認するのもためわられたのですが、最近病院でもいろいろあることもあり、
思い切って聞いてみました。

ここ１０年のマキノ町の出生数です。

１５年度　５０人
１６年度　４７人
１７年度　４２人
１８年度　３３人
１９年度　３８人　
２０年度　４２人
２１年度　４５人　
２２年度　３０人
２３年度　３８人
２４年度　１４人！！

２０人切ったとは聞いてましたが。。。
まさか１４人とは思ってませんでした。

色々な条件が重なってのことでしょうし、
２５年度以降はこれまでの減少ペース程度に戻るのかもしれませんが、
以前お話した後継者の男の子に引き継ぐ計画はやはりかなり大変かもしれません。

地域別受診者数（その４）

今年はデータをもらうの忘れていたので、今頃になってしまいました＾＾；

去年はこんな感じで話してました。

水曜日休診のままですが、総受診者数は前年度より少し増えてました。

地域別にみると、

マキノ　３５．９％
今津　　３５．５％
新旭　　１０．３％
安曇川　　６．２％
高島　　　１．３％
朽木　　　０．４％
西浅井　　６．０％
その他　　４．４％

２４年度は僅差でマキノ＞今津だったようです。

数字だけでいうと、西浅井からの患者さんが１．５倍になってました。
もう少し増えそうな感じですね。

５月の小児科休診

５月もこれまで通り、
毎週水曜日は小児科休診です。

臨時の休診の予定はいまのところありません。

５月の小児科当直

５月は

４日（土）

２３日（木）

３０日（木）です。