マキノ病院小児科ブログ

小児科からのお知らせです

反復性耳下腺炎

2011年01月28日 | 診療
昨日投稿しておいたつもりが、下書きのままになってました^^;


もうちょっと耳下腺炎です。

耳下腺炎はおたふくかぜ(流行性耳下腺炎)だけが原因ではありません。
細菌、ウィルス、その他、色々な原因で「耳下腺」に炎症が起これば耳下腺炎ですね。

その中で、何度も耳下腺炎を繰り返すことがあります。
それが反復性耳下腺炎と呼ばれるものです。

おたふくの耳下腺炎とまぎらわしいことも多いので、
昔おたふくをしたはずなのに、またおたふく?という場合はどちらかが「おたふくではない」可能性もあります。

おたふくかぜは不顕性感染と言って、知らないうちにかかっていることもあります。
あるいは、稀に本当におたふくかぜに2回かかることもあるそうなので、ちょっとややこしいですね。

元気な耳下腺炎をわざわざ採血することもあまりないですので、
周囲での流行も踏まえて、わかりやすい場合は何もしないことが多いですね。
わかりにくい場合はエコーで流行性と反復性の区別ができるそうですが、
自分では実際にエコーまでやったのは2,3人くらいです。。。

2,3週間後にその子と接触した人が耳下腺炎を発症したら、
やっぱりおたふくだったねと後でわかりますかね。

ちなみに反復性耳下腺炎は大きくなるにつれてほとんどは自然に起こさなくなるようです。
細菌性耳下腺炎が疑われる場合は、抗菌剤の内服で治療します。
痛みが強い場合は鎮痛剤なのはおたふくの場合と一緒です。
何度も起こす場合は、食事はよく噛んで、ツバをたくさん出すよう気をつけます。
耳下腺のマッサージも効果あり?でしょうか。
虫歯対策をはじめ、口腔ケアも大事ですね。

2、3回起こすと、あとはいつもの。。。で受診されることもありますね。
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眼鏡とマスク

2011年01月23日 | その他
コンタクトトラブルの多い今日この頃です。
眼鏡にして外来やってると、先生どしたん?とよく聞かれます。
もしくは、先生まだ目治らへんの?はよくご存知な方たちかと^^;

でも、マスクをしていても、なんでマスクしてるん?と聞かれたことは実はまだありません。

昨年の新型インフル騒動のときも、当院初検出の2人のときだけはさすがにマスクしましたが、
その後はまったくなしでやってきました。

話しにくいし、うっとうしいし。。。

話がそれますが、新型対策用のしっかりしたマスク。。。
あんなの着けながら外来しようと思ったら、
すぐ息ができなくなりそうなほど優れもの!?だったみたいですね。

そんなマスクをこのところずっと着けてます。
着けてないとあからさまに咳がでるからです。

なんの咳か?

仕事アレルギーですよ、これが(──┬──__──┬──)

年末年始、5日間病院に行かなかったら、まったく咳でませんでしたし^^;
初仕事の日にいきなり咳でましたし( ┰_┰) シクシク

各種薬も試すもあまり変わらず、医局や外来の掃除でも効果なし。。。
仕事やめろってことかいな?щ( ̄∀ ̄)ш ヶヶヶ

このままだと、花粉シーズンに突入して、マスクのままな予感がしますね。
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みずぼうそうとおたふく

2011年01月22日 | 診療
おたふくの質問を頂いたまさに絶妙のタイミングで、
厚労省の予防接種小委員会の資料を教えてもらいました。

それによると、みずぼうそうは毎年100万人も患者が発生し、4千人くらいが重症化して入院し、
なんと20人程度死亡していると推計されるんだとか。
基礎疾患がある小児は重症化しやすく、成人は持病の有無に関わらず重症化しやすいとされます。

おたふくかぜも年間45~135万人が発症し、入院は5千人くらいと推計されるそうです。
無菌性髄膜炎の頻度が高く、1-10%、難聴が0.01-0.5%、脳炎・脳症0.02-0.3%。
脳炎・脳症は重篤な後遺症を残し、予後不良とされています。
脳炎・脳症が0.3%ってびっくりするような数値ですが(0.03の間違い?)、
難聴はかなり頻度高いことが最近わかってきたところですね。
思春期以降に罹ると、精巣炎(睾丸炎)が20-40%、卵巣炎は5%程度の合併率となっています。

どちらもワクチンも定期接種としての2回接種が望ましいと締めくくってあります。
麻疹・風疹と同じことですね。

もうひとつB型肝炎ワクチンについても資料がありました。
この前も、欧米型のB型肝炎が日本でも増えてきているとの報道もありました。
こちらも含めて、定期接種化への動きが早まって欲しいですね。

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎/ムンプス)

水痘(みずぼうそう)

B型肝炎ワクチン
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スギ花粉

2011年01月20日 | 診療
報道などなどで、この春にかけてのスギ花粉はかなり多いとは聞いていましたが。。。

先日製薬メーカーの人が持ってきてくれた資料はちょっと衝撃です^^;

環境省だかのデータだそうですが、主に各都道府県庁所在都市の花粉予測。。。

滋賀県は大津市しかありませんが、
全国でぶっちぎりの1位!!(同率首位に水戸市)

まぢっすか!?
大津でそれなら高島市、というか、マキノあたりはいったいどうなるんでしょ!?

去年の2月にちょこっと触れてます。
花粉症/アレルギー性鼻炎

全国的にもこのところ小児の花粉症が急増しているようです。
今まで大丈夫だったのに。。。が今シーズンはありえますのでご注意をm( __ __ )m

花粉の飛び始める2週間ほど前から予防投与しておくべきとのこと。
さらに、スギ以外のアレルギー性鼻炎などがある場合は、少なくとも1ヶ月以上前から予防投与しておくほうがいいようです。
だいたいスギのアレルギーがある子どもは、ハウスダストやダニにもアレルギーがあることが多いですね。

ぼちぼち内服を始める時期だと思われます。
自分も飲んでおくことにしました^^;
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新型インフルエンザ

2011年01月18日 | 診療
昨シーズン、新型インフルエンザで世界中が大騒ぎになりました。

各国で亡くなる方が大勢いた中、日本ではびっくりするくらい大騒ぎしたおかげもあるのか、
よその国々に比べてると日本での死亡率はかなり低かったとのこと。

それぞれ国ごとに色々な環境も違いますので一概には言えないでしょうけれど、
日本特有の医療体制が一役買っていたとされています。

熱出たっ!
→すぐ受診!
→迅速検査!
→すぐ抗インフルエンザ薬!

な日本。

アメリカなんかですと、
熱でても受診にかなりお金がかかるからと、悪くなるまで家で頑張る人が多いとか。
4日目くらいにほんとに悪くなってから受診。
→抗インフルエンザ薬使うものの、既に効果を発揮できる時期を過ぎている。
→そらまあ死亡率も高くなる?

2つの国を足して2で割るとちょうどいい具合になるのとちゃうのん。。。と思ったところで仕方ないですね。

以前から、迅速検査キットが妊娠検査薬のように市販されるようになったらどうなん!?って話題になってます^^;
それもどうかとも思いつつ、夜間休日に熱で患者さんたちが殺到なんて聞くたびに、
確かに陽性と出たときだけ受診、もしくはタミフルなんかも市販薬にしてしまう。。。とか思ってしまいますね。
いい加減に検査して陰性だったからとウィルス撒き散らされるのも困りますが。


そんな話をしておいて、さてここで問題です。

昨日から下の子が結構やらしい咳をして、鼻もでてました。
朝起きてきたら、何やら微熱。。。
とっても元気ですが、熱が上がったら、検査しますか?しませんか?^^;

保育園に行くためには結局検査しないとだめなんですけどね。。。

それなら、もしインフルエンザだったら?
すでにかなり気になる咳をしていますので、
多少元気であっても、タミフル飲ませるかどうかちょっと悩むところかもしれません。
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インフルエンザの治療について

2011年01月17日 | 診療
先日来お話しておりますように(もひとつインフルエンザ)、
インフルエンザの治療はある意味悩ましいことになっています。
いくら説明したところで、実際に選択するのは難しいとは思いますが、そうも言ってられませんので、
インフルエンザ迅速検査の待ち時間にでも読んでおいてもらうと用意してみました。
こちらにも載せておきますね。


☆ インフルエンザの治療について

インフルエンザは多くは経過観察のみで自然に治る感染症です。
ただ、中には重症化する場合があるため、慎重に経過をみていく必要があります。
昨シーズンから今シーズンにかけて、インフルエンザの治療の選択肢が増えました。
増えたことは悪くはありませんが、どの治療をするのか決めていかなければなりません。
これが一番という答えは存在しませんが、参考までに個人的意見も交えて説明します。

1. 元気だけど、インフルエンザと診断された場合、
   無投薬で経過を追っていくのも悪くないと思います。
   特に新型インフルエンザは軽症ですんでしまうことが多いのも事実です。
   未だに異常行動と抗インフルエンザ薬との関連が否定されてはいませんので、
   対症療法のみという選択も十分考えられますね。

2. さすがに「薬なし」はちょっと、でも抗インフルエンザ薬もちょっと。。。な場合、
   小児でも漢方が有効なことがあると報告されています。漢方薬なだけに飲めないという
   可能性はありますが、異常行動などの副作用の心配はかなり少ないかと思われます。

3. 小さいお子さんの場合、
   吸入タイプの抗インフルエンザ薬が使えないため、基本的にタミフルしか使えませんね。
   1歳未満には投与しにくいのですが、異常行動以外は特に問題なく使えるのではないでしょうか。
   タミフル耐性のウィルスであれば、当然効果は落ちることになります。
   熱が下がっても5日間飲みきる必要があります。

4. 吸入できる年齢のお子さんの場合、
   この場合は、リレンザと新しい吸入薬イナビルのどちらかを選べます。
   リレンザは1日2回を5日間です。
   どちらも、しっかり吸入できるのかどうかだけの問題でしょうか。
   1日2回、5日間しっかりできますか?と、1回失敗したらどうするん?という薬ということです。
   あとはイナビルは新薬ですので、大丈夫ですか?の質問にはまだちゃんとお答えすることはできません。

5. 内服も吸入もできない、あるいは急速に状態が悪くなっている場合、
   点滴の抗インフルエンザ薬が小児にも使えるようになりました。
   あまり当院で使うような薬ではないと考えています。
   こちらも新薬ですし、わざわざ点滴してまで投与すべきかどうかは状態によりますね。
   点滴薬だからと言って、決して早く治るような薬とは考えていません。


いずれの治療を選んだ場合でも、保育園・幼稚園・学校の欠席に関しては、
発熱後5日間、あるいは解熱後さらに2日間、のどちらか長い方としています。
たとえば、熱が4日続いた場合は、結局6日間休みということです。
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大雪^^;

2011年01月16日 | その他
今日は朝から当直ですが。。。

7時に草津を出て。。。
病院には9時ちょうどに到着^^;

始まる前から疲れた(T-T)

一番の誤算は、びわこバレーの駐車場に入りきれない車が161号をふさいでしまって、
大渋滞になってたことでした><;
なんて迷惑な。。。

まだまだ降るんですかね。

もし受診されるようなことがあれが、気をつけておこしくださいね。
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インフルエンザ

2011年01月13日 | 診療
おはようございます。

眼科受診は特に問題なしということで、今日からコンタクト復活です♪

さて、昨日はうちの小児科でもインフルエンザ陽性が2件ありました。
腸炎と同時に流行るややこしい冬になってしまうのでしょうか?

全国的にも新型が多いとのことですが、
一応保健所に問い合わせてみたところ、特に検査はしていないものの、
新型インフルエンザであろうと認識しているとのことでした。

新薬イナビルも各地でそこそこ投与されているようですが、
当たり前の結果ですが、異常行動の報告があるようです。

そもそもインフルエンザが原因なのですから、
薬をどうかえようが、異常行動はなくなるわけないですね。
あとはその頻度が薬によって本当に変わるのか、
薬の種類によって変わるのか、はやく正式な結論がでてくれないと、
なかなか気軽に投薬できないんですけどね。

処方して欲しいと言われたら、それはもう処方しますが^^;

何度も言いますが、基本的には寝てたら治る風邪です。
今シーズンは漢方薬も選択肢に入れてみようかなとも思っています。

罹らないにこしたことはないですが、
もし罹ったらどうしようかな?くらいは考えておいて欲しいです。
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正月太り

2011年01月12日 | 診療
大人も子どもも食っちゃ寝になりがちな年末年始。。。

みなさま、無事にやりすごせましたか?

わたくしめも年末年始に5食連続牛肉なんて身体こわしそうな生活だったので、
正月明けの当直できっちり調整したつもりでしたが。。。

この連休、親戚の集まりでしこたま食べてしまったので振り出しに戻ってそうです^^;

なぜ、こんな話になったかというと、
家に帰ったら、嫁がこんな話をしていたからです。

下の子と同じ保育園のクラスの子が、
実家に帰って、ばあちゃんの「これ食べ、あれも食べ、これはどう?」攻撃にあったんだそうな。
もともと0歳児クラスで一番大きな女の子なんだそうですが、
なんとお正月太りが。。。1kg!!

ありえません^^;
体重が1割近くも増加って><;
畏るべしはやはりじーじばーば(T-T)

うちの上の子もこの連休に親戚一同で食べに出かけ際。。。
食べるわ、食べるわ^^;
最後、大人たちにデザートが出たんですが、
店が気を使ってくれて、上の子にはてんこ盛りのフルーツがっ(>ω<ノ)ノ

すでにおなかははちきれそうになっているのに、
おなかが痛くなるから残しなさいなんて言葉が通るわけもなく。。。

さらに食べて。。。

さすがに残して。。。

「おなか痛い~」ですわ(┬┬_┬┬)

いやはや、子どもに食べさせないっていうのも難しい。
以前も下の子の誕生日に、さんざん食べて、ケーキも食べた挙句。。。
「おなか痛い><;、食べ過ぎなかったらよかった(T-T)」
なんて言ってた子ですからね^^;

でも、夏から秋にかけて急速にむっちりしてきたのに気付いて、はや数ヶ月。
なだめすかして、あの手この手で、食事量に気を使ってきてたのですが、
おとといに、9月頃に撮ったビデオを見て、びっくり^^

このところ背が伸びたので、体重は減ってませんが、
なんと顔も、手もおなかもすっきりしているではありませんか^^

食べさせてもらえないストレスもあるとは思うのでその辺にも気を使ってはいるつもりですが、
よくまあ頑張ったものです。
食欲魔人との闘いはまだまだ続きますが^^;
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ポリオワクチン(不活化ワクチン): 目次

2011年01月08日 | 目次
ポリオワクチン(2010年12月15日)

ポリオワクチン(続き)(2010年12月16日)

ポリオワクチン(補足)(2010年12月28日)

ポリオワクチン(補償について)(2011年1月8日)
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ポリオワクチン(補償について)

2011年01月08日 | ワクチン その他
小児科の先生かなと思われる方からコメントいただきました。

そういえば、万一のことが。。。とはちらっと触れていましたが、
補償についてはお話していませんでした。

不活化ポリオワクチンは任意接種でもありません。
あくまでも日本国内で認可されていないものを輸入して接種しますので、
万一の事態が起こった際には、公的な補償は一切受けることができません。

一応、輸入代行業者が替わりとなる補償制度を用意はしています。
ただ、いざ補償を受けようとなると、
まずは民事裁判で、医師側の過失がないことを証明しないといけないのだそうです。

「過失がない」証明なんて限りなく難しいのではないかと法律素人的に思ってしまいます。
個人的に気になる点がひとつあります。
普段、予防接種は熱さえなければ、ちょっとくらい鼻がでていたり、咳があったりなんて
あまり問題としないで接種可としています。
だって、小さい子どもが咳も鼻もまったくない時期なんて、そうそう都合よくめぐってきませんから。

で、たとえば、元気な鼻水、咳だけの乳児に不活化ワクチンを接種したとします。
5日くらいあとに乳幼児突然死症候群で亡くなったなんてことがあったらどうなるのか?
ワクチンとの因果関係を否定することなんて不可能でしょう(肯定も難しいけれど)。
風邪症状があるのに接種可とした医師は「過失あり」にされてしまうのでは??
まあ、悪い方向に考えすぎるとこんなことだって思いついてしまうという例えですけど。

うちの院長があまり前向きでなかったら、コメントいただいた方が踏み切れないとおっしゃるのも
病院・医院の経営やリスク管理を考えると当然のことでもあります。


そもそも予防接種というのは、個々人を守るという目的もさることながら、
国民全体の利益を守るために国が主導で行うという側面があります。

100%安全なワクチンというものは存在しませんので、
言葉は悪いのかもしれませんが、集団を守るために、少数の不幸な副反応には
国がしっかりと補償するという形でカバーしていくという構造です。

とはいえ、重篤な副反応が生じてしまったら、その子や両親、関係者はたまったものではないのも事実です。
ワクチンは危険だっ!!という意見はこういうところを問題にしていることが多いですよね。
いいとか悪いとかの白黒はっきりつけられる話ではないと思うのですけど。

不活化ワクチンが「安全」なワクチンと安全を全面的に謳われるのにもちょっと抵抗があります。
「ポリオ関連麻痺の可能性がない」と言って欲しいですね。

ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、子宮頚癌ワクチンの助成も始まりました。
昨日からさっそく多くの接種を行いました。
なんとか国主導で、ポリオも早く問題解決に向かってほしいです。


目次にしてみました。
ポリオワクチン(不活化ワクチン): 目次
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初仕事

2011年01月05日 | 診療
おはようございます。

年末年始は上の子をひたすら抱っこで終わってしまった気がします。。。
みなさんはいかがお過ごしでしたでしょうか。

昨日の外来は思っていた以上に落ち着いていました。
というか、年末よりもずいぶん患者さんが少なかったくらい^^;

でも嘔吐、下痢は着実に増えてきましたね。
家族全員が順番にもらってダウンしているようですので、やはりノロウィルスでしょうか?

インフルエンザはまだまだ滋賀県はちらほら程度のようですが、
全国的には新型インフルエンザがA型香港を押さえて流行しだしているみたいですね。
やはり2年目には注意がいるのかもしれません。

でもでも、多くは軽症なのは確かですから、
経過をしっかり観察して、どんどん、あるいは急に悪くなるようでなければ
インフルインフルと大騒ぎしないほうがいいとは思うのですが、どうなんでしょう。

初当直は夜間に病棟からのコールで何度か起こされましたが、
寝ぼけて飛び起きたときに足をぶつけて/(*ε*) アイタタ・・・ です(T-T)
あー、こりゃ血でてるかもしれんなと思いつつ、眠いからキアイで寝たら。。。
朝起きたら、シーツに血がついてました^^;
小さい傷なんですけどね~、新年早々どんくさいことで><;
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1月の小児科休診

2011年01月04日 | 診療
1月は

12日(水)の夜診は休診です。

26日(水)は午前診、夜診とも休診にさせてもらいます。
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1月の当直

2011年01月04日 | 診療
1月の小児科当直は

4日(火)

16日(日)

27日(木)

の3日間です。
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新年明けましておめでとうございます。

2011年01月01日 | 診療
みなさま、新年明けましておめでとうございます。

去年の新年のごあいさつの舌の根も乾かぬうちから、
昨年末にかけてなんだか思わせぶりなお話をちょこちょことしてまいりました。
まあ、色々なことを考えているのは確かです^^;

高校生の時に思い描いた自分なりの医者像というものに、限りなく近い環境がここマキノにはあります。
本当のことを言うと、マキノに赴任してくるのが早すぎたとは思っています。
何しろ卒後5年目でしたからね。。。

普通はもっとあちこちの病院で様々な修行をしたのちに、あるところに落ち着く。。。なんでしょう。
実際、教授や医局長からは、一度他の病院で2,3年ほど働いて、
またマキノの戻ってくるという選択肢はどうだ?と何度か打診されたこともあります。
当時は、せっかく減っていた患者数がじわじわ戻りつつあったこともあり、
ひとりでどこまでやれるのかも知りたかったので、断ったんですけど。。。

実際、諸先輩たちの通る道をしょっぱなから思いっきりはずれて歩んできたので、
正直不安や悩みも絶えません。
このままでいいのかな?がいつもいつも思うことですね。

でもまあ、昔から人と同じことするのはキライでしたし、
学生のときにも「ヤツ」から散々「一匹狼」と、
ほめてんのかけなしてんのかわからない評価もされてましたし、
やはりなるべくして今の自分があるような気がしています。

しかも!!

当初から、マキノ病院で働くことの最大の障壁だったものが。。。
7年間かけてようやくクリアできたんですよ、この年末に^^
いや~、我ながらよく頑張ったと思います。

え!?
何って?
それはナイショです( ̄∀ ̄*)イヒッ

あ。。。〇らママさん、内緒にしといてくださいねw

何はともあれ、どういう形であれ、当面(ずっと?^^)こちらでお世話になることに変わりはないと思っています。
みなさま、本年もどうぞよろしくお願いします。
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