マキノ病院小児科ブログ

小児科からのお知らせです

感冒性胃腸炎

2015年03月24日 | 診療
月曜朝に出勤すると。

日曜に当直してくれていた内科の非常勤の先生が。

「ノロばっかりたくさん来たわ~」と帰っていかはりました(´・ω・`)

小児科はロタでの入院が相次いでいたんですが。。。

大人はロタもかかることはあるとはいえ、
基本的にかかりにくいし、かかっても大した症状まではなりにくいはず。

ということは?

ノロウィルスの検査は3歳~65歳までは自己負担なので基本的にしませんが。。。
大人で胃腸炎症状が相次ぐのなら、やはりノロ(T-T)

これはイヤな展開になりそうです。。。

そして予想通り、今日ノロなお子さんも受診されましたよ。。。

春休みですので一旦落ち着く方向に向かうことを祈っております。
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風邪も花粉も

2015年03月16日 | 診療
天気予報の花粉情報で滋賀県北部が「非常に多い」になってきましたね。

まあ病院から眺めても、山山山で、
そこら中スギスギスギなので、花粉情報以上にとっくに多くなっている気もしますが^^;

今年も明らかにスギ花粉症の低年齢化を感じてしまいます。。。

この先当分お付き合いせんとあかんのはかわいそうやなぁと思う日々です。。。

舌下免疫療法中の方たちは、自分の想定を上回る効果を実感しておらえたりもしますが、
そもそも小児だと現状では12歳からしかできませんし、
近い将来的にもそれがたとえば5歳からできるなんて方向には進まないのではないのかなとみています。

乳酸菌が効くとか、花粉米が登場とか、
この先もどんどんいろいろな対策がでてくるとは思われますので、なんとかいい手があるといいですね。

それまでは花粉対策と対症療法でしのぐしかないわけで。。。

先週はかなりロタの腸炎に振り回される1週間でしたが、
ぼちぼちインフルエンザB型の声も遠くから聞こえるようになってきました。
うちの小児科ではいまのところまだですが、
代わりにしつこくA型の子がこっそりひっそり見受けられ、なかなかゼロになりません。

RSウィルスやマイコプラズマを始め、咳鼻の子もかなり多いですね。
スギ花粉と思われるアレルギー性鼻炎と風邪を併発なんて泣けるケースも結構おられます。

マキノを中心に、溶連菌も相変わらず多いまま。

今年は5月の連休まで何かとドタバタになるパターンになるのかなと考えてます。


今日は、嫁方のばあちゃんが。。。
孫の相手している際に尻もちついて、圧迫骨折疑いで入院に(T-T)

いつかは。。。がひとつやってきてしまいました。

春休みを目前に控え、色々な意味でえらいこっちゃです。

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異動の季節

2015年03月11日 | その他
コメントいただきましたので、先にお知らせしとかねばと(ΦωΦ)

4月からもこれまで通りマキノ病院小児科はわたくしめが担当させてもらいます。
どうぞよろしくお願いします。

思いおこせば10年と少し前。

当時、大学病院勤務ではありましたが、
何しろ、自分にはすべてにおいて、まったく合わない職場でした(T-T)

日々ブーたれて、外来したい外来したい~と駄々こねてました。。。
(大学病院で外来できるなんてのはエライ先生だけですからね^^;)

そんなある日、当時助教授(今でいう准教授)にお呼び出しくらっちゃいます。
駄々こねすぎて怒られるのか!?と若干びびりながらお尋ねすると、
「春からマキノ病院に行ってくれないか?」とのお話しでした。

我々は滋賀医科大学付属病院小児科学講座という名の「医局」と呼ばれるところに所属な身分です。

最近でこそ、その「医局」に属さないドクターも多くなってきておりますが、
当時はそのシステムが普通に機能していた最後の時代だったんですね。

本来、行ってくれないか?ではなく、「春から行きなさい」で済まされるような世界でしたのに、
一応、こちらの意向を聞いてもらえるだけでもありがたいお話しだったくらいです。

でもまあ、もうすでに結婚しておりましたので、
嫁にも相談してみていいですか?と時間をいただいたものの、
自分で普通に外来できるようになることに小躍りしてたのはここだけのお話し。-∀-)化♪

最終的にボス(教授)に呼び出されて、1、2年との予定でマキノ病院勤務が決定。
諸事情により、今津に部屋を借りて単身赴任という形で5月からマキノに赴任しました。

あれからもう丸11年が経とうとしているんですねぇ(*´-д-)シミジミ

しかし。。。
赴任直後から患者さんが右肩下がりで減少しつづけ、
あっというまに1年半が経とうとする頃に、
ボスから話しにこいとお呼び出しがかかります。

もうすぐ2年経つからこの先どうするつもりだ?ということですね。

その時点で、自分としてはせっかくマキノに来たのに、
受診者数が減り続け、何しに来たのかわからんやん><:というタイミングでした。

このまま異動するのがくやしかったので、こちらからマキノ勤務延長を希望したんですよ。
運命の別れ道♪

そしてその前後からタイミングよく?患者さんが増え始めます。

そうなってくると、こちらとしてもうれしいですし、
どんどん辞めにくくなってきます。
毎年延長を希望しつづけることになります。

その後も、小児科医不足のあおりをくらって、非常勤ドクターの派遣が休止になってりもしましたが、
もはやマキノ病院以外で働く気がしなくなってきてました。

色々あったとはいえ、ボスからもおまえが希望する限りはマキノにいてよいというありがたいお言葉もいただき、
(実はよその病院行きたいと言った時点でマキノ病院小児科はなくなるとのおそろしいお言葉までついてきてましたが^^;)
マキノ病院からも小児科は続けてもらうと言ってもらい、今に至ります。

高島市全体で小児人口が激減していますので、10年先はと言われるとまったくわかりませんが、
まあとりあえず、まだ2,3年は大丈夫ではないかと思っています。

その後を決めるのは、近々やってくる大きな節目。

1つは今の教授の定年退職に伴う、新しい教授の就任。
どんな教授になるかまったくわかりませんが、
あたらしい教授のご意向次第では一波乱かも。。。

2つ目が今の院長の交代。
私立病院ですので、まあなんだかんだでもう少し先になるのかなと思いますが、
いずれ院長も交代します。
院長交代で経営方針が急に変わるとも思いませんが、どうなるかその時がこないとわかりません。

研修医の時から、早いうちに主夫になるねん!と言い続けてるのは本気でもありますが、
それがもっと先になるもの悪くないとも思ってます。

前にもお話したかもしれませんが、
成人がマキノ病院をがっつり受診してもらわないと、病院の経営自体がピンチになりかねません。
そうなるともちろん小児科なんて存続できません。

みなさん、年齢問わず、マキノ病院をよろしくお願いします。
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春近し

2015年03月04日 | 診療
日中暖かく、
そして目がむずむず鼻もむずむずな水曜日でした。

油断してたら夕方にかけて急に風が強くなって寒かったですが^^;

2月末から、、
そろそろロタな季節で、
インフルエンザB型な季節ですよ~と外来では話していました。

そして、またちょっと嘔吐・下痢が増えてきたな~と思ってたら、
ロタウィルス迅速陽性のケースが。

ふむ。

ノロもロタも混在しているような気もしますが、
やはりそういう季節ってことですねぇ。

ノロだのロタだの
で触れてますが、
基本的に対応は胃腸炎全般で変わりません。

ロタだと乳幼児で下痢が激しすぎてえらいことになってしまうリスクはありますけど。
その他にも、可能性を言い始めたらキリなくなりますし、
経過がおかしかったらこまめな再診となることも変わりませんしね。

嘔吐が止まるまでにどれだけ吐くか。
嘔吐が止まってから、どれだけ口から摂取できるか。
そして下痢としてどれだけ出ていってしまうか。

いつまでも飲み食いできなかったら、そりゃあぐったりです。
そして、いくら食べても、食べた以上におしりから出ていってしまったら、結局ジリ貧ですね。

戻らない食欲と下痢との戦い。。。

そしてそして、場合によっては嘔吐まで再開してしまうことにも(T=T)
アセトン血性嘔吐症

どう乗り切っていくかを外来でこまめに相談していくしかありません。


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3月の小児科休診

2015年03月01日 | 診療
3月の小児科外来は、

これまで通り、毎週水曜日は休診です。

30日(月)は午前診・夜診とも休診です。
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3月の小児科当直

2015年03月01日 | 診療
3月の小児科当直は、

15日(日)

27日(金)の2回です。
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