気まぐれフォトダイアリー

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「昨日がなければ明日もない」~宮部みゆきを読み終わる。

2021年09月02日 22時27分42秒 | 読んだ本の感想





2021年9月2日

宮部みゆきさんの「昨日がなければ明日もない」を」読み終わった。

この本は

 絶対震度

 華燭

 昨日がなければ明日もない

の三話になっていた。


主人公は私立探偵の杉村三郎だ。

私は杉村三郎シリーズを読んだのは初めてだ。

どの小説も面白かった。





↑あらすじはここに書いてある。


最後の昨日がなければ明日もないの小説で、

29歳の朽田美姫の妹の朽田三恵は姉と年子で顔も体系も似ていて、よく人に間違えられた。

性格は正反対で、姉と同じだと思われてずっと嫌な思いをしてきた。

姉は金にうるさく、金のためなら自分の子供でも犠牲にするような女だった。


この話を読んでいて、妹の朽田三恵がかわいそうだと思った。

小説の中で、朽田三恵が辛くて腹がたってどうしようもなく、よくあたるという占い師に見てもらったというくだりがある。


―どれほど辛い過去だろうと、それはあなたの歴史です。

昨日のあなたがあってこそ今のあなたがあり、あなたの明日があるのです。

受け入れて前向きに進まなければ、幸福な未来への道は開けません。





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