Great Big Yes!!

引っ越ししました。
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Tinted Windows / Tinted Windows (2009)

2010年05月20日 | 今日の一枚。(新版)

■オススメ曲■
1曲目 "Kind Of A Girl" / 4曲目 "Can't Get A Read On You" / 5曲目 "Back With You"

 全11曲で約36分。問答無用のスーパーバンド・Tinted Windowsのデビューアルバムは、ちょうど良い曲数、ちょうど良い時間です。。

 メンバーはFountains Of WayneのAdam Schlesinger、ex.Smashing PumpkinsのJames Iha、Cheap TrickのBun E. Carlos、HansonのTaylor Hansonの4人。それぞれがそれぞれに実績を積み上げているので、もうちょっと手の込んだ音がいっぱい詰まったアルバムかと思いきや、ギター、ベース、ドラム、そして声のみというシンプルな構成。キーボードやストリングス等は一切無しです。。
 そうなってくると各々の力量がモノをいう訳で、バンドの屋台骨ともいえるドラムにCheap TrickのBun E. Carlosが座ったのは大きかったと思います。さすがの一言。またJamesによるギターも良い。久しぶりに彼のロックしたギターを聴いたような気がするんですが・・・まぁとにかくカッコいいんです。Adamは相変わらず全体のバランスを見るような的確なプロデュースがニクい。。

 11曲中7曲がAdam作。他にJamesが2曲、Taylorが2曲(うち1曲はAdamとの共作)手掛けています。Adamの多作ぶりは今に始まったことじゃないんですが、それにしても毎回一定の水準は軽々と超えてくるからスゴいですね。Jamesに関しても、これだけの曲があるんだから早く2ndソロアルバムを作ってくれよと言いたくなります。そしてTaylorの曲。実は彼の曲が一番凝ってたりして。。

 こういうパワーポップのアルバムって意外と最近はあまり無いなぁなんて思いました。鍵盤系で派手に装飾した音がポップと言うわけではなく、やっぱり曲次第なんだなと改めて実感。このバンドに関しては2枚目があるかどうかは疑わしいですが、とにかくこれをキッカケにJames Ihaには最前線に戻って来て欲しいです。。

Tinted Windows - Kind Of A Girl


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オッサンとしては。

2010年05月18日 | ひとり言。
文庫本のみ。
 とりあえず右側のスペースに「最近の良書。」を載っけてみました。"最近の" とは言いながら結構前に読んだ本も含まれてるわけですが・・・
 いわゆる文芸書や小説の類はまだ興味がそっちに向いてないので、あまり読んでいません。あと置くスペースと値段を考えて基本的には文庫本のみに絞って読んでます。。

良い刺激。
 各著書の内容についてはリンク先を見てもらうのが一番分かりやすいと思いますが・・・少々感想を。。
 サイモン・シンの「フェルマーの最終定理」。理系出身者としてはかなり楽しめました。数学好きは必読。これ以降の本も読んでるところです。それくらいこの人の著書にはハマりました。。
 糸井重里関連の2冊「ほぼ日刊イトイ新聞の本」と「悪人正機」。そもそも前に話したように個人的に今、糸井さんにハマってるので読んでみたわけです。だからってモロに影響されるつもりはないんですけど、色んな考え方があるんだなと知っておくのは必要だなと。そう意味で本人はもちろん、あらゆる業界の人達のあらゆる考え方を提供してくれる糸井さんのサイトなり本は良い刺激となってくれてます。。

オッサンとしては。
 電子書籍になろうかというこのご時世。まだそれをガッツリ体験してないので何とも言えないんですが、やっぱり本は紙で読みたいなぁと。液晶画面で読むのは疲れそうなんだけど、これも慣れちゃえばそうでもないのかなぁ。。
 音楽の世界でもアナログ盤があってCDがあってデジタルダウンロードまで来たわけですが、やっぱりデータを買うという行為がいまだにどうも馴染めないです。iPodで聴くという行為は何とも思わないのになぁ。自分でもよく分かりません。。
 電子書籍もデジタル音楽も自分が産まれた時から選択肢としてあれば違和感無く使いこなせるんでしょうね。でももうオッサンとしては使い慣れたものが一番良いから、紙の本とかアナログ盤やCDで十分満足なんです。物理的に保管スペースが無いとかそういうことが無い限りは。使い慣れたものがあるうちはそれで良いやという、もうこの考え方自体が歳を取った証拠ですね。。

GBYCD-0016 / ハナミズキ (2010.05)

2010年05月13日 | 今日の一瞬。

GBYCD-0016「ハナミズキ」

 第八回目。天気の良かったGWに撮ったハナミズキ。どこかで聴いた歌のとおりちゃんと薄紅色でした。日差しが強いせいもあってか、逆光だと花びらが透けてよりキレイに見えたのが印象的です。。

 そもそも北アメリカ原産なようで。ワシントンD.C.に桜を贈った御礼に日本に入って来たんだとか。ワシントンの桜の話は聞いたことがありましたが、その続きがあったなんて知らなかったなぁ。。(Wikipedia参照

Velvet Crush / Rock Concert (2000)

2010年05月11日 | 今日の一枚。(新版)

■オススメ曲■
5曲目 "Atmosphere" / 6曲目 "This Life is Killing Me" / 8曲目 "Remenber The Lightning"

 音源自体は'95年頃。その前年にリリースした2nd「Teenage Synphonies To God」の時のツアーからで、今から思えば人気、実力、バンドとしての状態が一番良かった頃かもしれません。メンバーのRic、Paul、Jeffreyの他、サポートメンバーとしてTommy Keeneが参加していて、これが一気にロック度を上げています。またこのアルバムの制作にはMatthew Sweetの名前も。。

 内容の方は題名通りまさに「ロックコンサート」。Rick MenckのパワフルなドラムにJeffrey UnderhillとTommy Keeneの歪んだギターが絡み、圧倒的なグルーブを生み出しています。またアルバムでは少し甘くハスキーなPaul Chastainの歌声も、このライブでは声が枯れんばかりの激しいシャウトを響き渡らせるという文句ナシの出来。。
 全8曲収録と曲数は少なめですが、アルバム後半 "Atmosphere" ~ "This Life is Killing Me" ~ "Hold Me Up" そして最後の20/20のカバー "Remember The Lightning" への流れは圧巻の一言。絶頂期を迎えた当時のVelvet Crushの熱気と勢いを見事に捉えた名ライブ盤だと思います。。

 Velvet Crush自身が主催する自主レーベル・Action Musikからリリースされた本作。同レーベルからはギターポップの名盤と名高い1st「In The Presence of Greatness」の再発盤を始め、レア音源を集めた「Melody Freaks」、シングルA面とB面を網羅した「A Single Odessey」などが立て続けにリリースされました。しかし一番の収穫はこのライブ盤「Rock Concert」がこの世の中に出たことだと思います。。

 ちなみに名曲 "Drive Me Down" はこのアルバムには入っていません。っていうか、ベスト盤にもコンピ盤にも収録されるのはアコースティックバージョンなのがファンの間では常識。もはや都市伝説ですね。。


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フライング気味。

2010年05月09日 | ひとり言。
フライング気味。
 GW中はずっと天気が良くて暑いくらいで。親戚やら何やら、まぁ色んな人が入れ替わり立ち替わりやって来ては、その横で終わらない仕事を子供たちに邪魔をされながらやってみたりしてました。なんか休んだ感はほとんど無かったんですが、それなりに子供たちには癒されたので良かったです。。
 バーベキューと花火。一足早くっていうか、とんでもなくフライング気味でやりました。これも休みでテンションの上がった子供たちの為せる技でしょうね。。

微妙な心境。
 連休中は仕事と子守りでほぼ音楽は聴けず。今月辺りから気になる新譜が色々とリリースされますが、ボチボチとチェックしていこうかなといった感じです。アルバムレビューの方も、買ってすぐ書けるほど器用ではないので旧譜に偏りがち。しばらくは過去に書いたレビューの焼き直しとなりそう。でもそれはそれで個人的には懐かしい。いくつか見直してみたものの、思ってたほど当時と今とで感想に相違は無いですね。音楽を聴く耳が成長したんだかしてないんだか・・・微妙な心境です。。

逃げ道。
 相変わらず写真は撮っていますが、どうしても撮影対象が草花になりがちです。見渡せばそれしかない、っていうのが主な原因ですが。笑
 本は今のところ週一冊ペースで読んでいます。そろそろこのブログで紹介してみようかなと思いましたが、まだちょっと無理かなぁと。その代わり近いうちに右側のスペースで「最近の良盤」みたいにして載っけてみようかなと考え中です。。
 いやいや、右側のスペースは良い逃げ道になってくれます。こういう逃げ道はいっぱい用意しときたいし、有効に使いたいもんです。。