五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2018・8・14

2018-08-15 03:36:00 | 日記
老老ブレックファースト(残り物の肉じゃが、カイワレと茗荷と納豆のサラダ風、韓国海苔、なめこの味噌汁)の後、昨日いただいた便箋七枚ものその方からの手紙に返信したくなって書き始めたものの、そんなことをしていたらエンドレスに文通が続いてしまうのに気づいて、書き進めることを中止する。何故エンドレスに文通をしたらいけないのか?それはちょっと説明が難しい。1時に母のソーシャルワーカーのSさんと一番下の弟が来て、本人を交えて母の今後について打ち合わせ。定年まで某一流銀行勤めだった弟と、50才までは売れない脚本家、以降は流行らない飲食店の経営者と云う水商売を続けてきた私とでは、人生観、特に経済的概念が水と油ほど違うもんだからなかなか話が噛み合わない。2時過ぎ、広尾駅前で最近では女優業にも精力を注いでいる編集者のYさんと待ち合わせて、国立新美術館に「ルーヴル美術館展」を見に行く。今回のテーマは「肖像芸術ー人は人をどう表現してきたか」で、誘われた時はあまり気乗りしなかったのが、プロローグのエジプト出土のマスクからエピローグのアルチンボルドまで一時間半もかけて112点もの作品を見ていく内にすっかり虜になる。一緒にするおこがましさを無視していえば、私が芝居を作るのも「人は人をどう表現」するかなのだ。その後Yさんとは割り勘で焼鳥屋へ。ルーヴルの後の焼鳥屋、いとおかし。帰宅後、「義母と娘のブルース」(脚本・森下佳子)を見る。先週普通のドラマになっていてびっくりしたこのドラマ、今週は更にびっくりする急展開が待っていて、森下佳子という脚本家の凄さ、ここにありと実感する。★テアトロジャージャン第14回公演は「M家の人々Ⅳ・誰がルルを殺したのか」(作演出・桃井章、出演・大塚みどり、棟里佳、茂木英治他)10月31日(水)~11月4日です。詳細は後日。ご来場をお待ちしております★テアトロジャージャンのホームページが開設されました。過去の作品や今後の上演予定作品の情報が掲載。

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