筑西の里山 五郎助山&丸山 スタッフブログ

「NPO法人里山を守る会」のスタッフが、行事予定、活動報告、里山の自然など、旬な情報をお届けします。

植物観察会

2012年05月28日 | 自然体験活動

5月26日(土)
好天のもと、植物観察会が無事終了しました。

「山野草、見つけて覚えて天ぷらにしよう」

 

講師の 

茨城県自然博物館企画課長(学芸員)
小幡 和男先生  のごあいさつ         
 

<観察会開始!!>

今、雑木林のそこここにこのような白いものが落ちています。 

上を見上げると、白くてかわいらしい花が鈴なり

        エゴノキの花

 

 

タラノキの観察

「これ、みんな一枚の葉っぱです」    

      

 

ハルジオン(春紫苑)とヒメジョオン(姫女苑)の見分け方

「茎を切って、穴があいているほうがハルジオンだよ。」

    本で調べてみよう


この親子が持っている本は、

『野の草なまえノート」』(文化出版局)
野の草の名前のいわれや似た草の紹介などが満載で、
おすすめの楽しい本です。

野の草なまえノート―知ってたのしいみてなるほど

 

ウルシとヌルデの見分けかた

「ひれ」があるほうがヌルデ(上の写真右側)

両方とも、 五郎助山にも少々生えておりますので
かぶれやすいかたは触れないようご注意ください。

 

風情たっぷり フタリシズカ

         ムムム…ヨニンシズカ?

いえ、これもフタリシズカだそうです。
「静かじゃなさそう」「やかましそう」との声も

 

ちなみに「ヒトリシズカ」という花もあって、
こちらも風情たっぷりですが、
五郎助山にはたぶん生えていません。
山中の水辺でよく見かけます。

名前は、「静御前」 が      
一人で舞っている姿に見立てたことからついたそうです。

湯西川の山の中に咲いていたヒトリシズカ

  

 

このほか、ノダケ、コシアブラ、ウド、
カモガヤ、ブタクサ、アレチウリ、
ガマズミ(秋に赤い実がなる。甘酸っぱい。)
オオバコ、
ギボウシ、クサギ、ウコギ、
サイハイラン、キンラン、クモキリソウ
ヤマウグイスカグラ(実を試食。ほんのり甘い。)

などを次々に観察

 

そしていよいよ食べられる野草採取にGO 

五郎助山の秘境?!に分け入り、次々に野草をかごに入れます。
採ってきたものは、みんなで種類別に仕分け。
  

天ぷら、天ぷら

おみそ汁も配ります

使った味噌は農業を営む会員が共同で作っている自家製味噌。
 

 

野草の天ぷらバイキング
             おむすびも2個つきました。

お米は会員が育てたコシヒカリを使用。

 

参加者の皆さん、いかがだったせしょうか?

 

お昼頃不思議な虹も出て、
植物観察会を祝福してくれたように感じました。


「環水平アーク」
とよばれる現象だそうです。
大気中の氷の粒に太陽光が屈折してできるそうです。

 

そして私は一人寄り道
     おいしいデザート 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (5)
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