筑西の里山 五郎助山&丸山 スタッフブログ

「NPO法人里山を守る会」のスタッフが、行事予定、活動報告、里山の自然など、旬な情報をお届けします。

総会

2012年05月15日 | 活動報告

平成24年度(第9回)の通常総会が無事終了しました!

 

来賓の方々

 

 

理事長あいさつ



<あいさつの内容>

・昨年度、うしく里山の会や、やまぼうし自然学校を視察し、
 刺激を受けました。
・平成24年度は、五郎助山入り口約80アールが、
 「身近な緑事業」により整備される計画です。
・農大跡地の整備が打ち切られる予定で、
 80万円の減収となることもあり
 収益事業の導入(一般の方を対象にした有料の講習会等)を
 積極的に行う方向です。
・関城西小のお子さんの作文が、
 茨城県教育委員会の作文コンクールで
優勝賞を受賞しました。
 「私の町の自慢の五郎助山」という題で、
 我々会員に、大変力を与えてくれる内容です。(朗読)

 

筑西市教育長 上野怜氏のご挨拶



<上野氏のお話から>

東日本大震災や竜巻から
自然のこわさ、偉大さを感じました。
人間の力を超えた力が自然にはあります。

わたしたちは、ともすると、
生活しやすいほうに変えていってしまいがちですが、

自然に立ち戻り、自然の中で生活する体験は
次の日本を担う子どもを育てることにつながります。

過日、筑西市で行われた「語るべの会」で
里山のすばらしさを披露しました。
身をもって体験しなければ、本当の知識・力にはなりません。
里山を守る会の活動は
実体験を通して生きる力を育ててくれています。
次代を担う子どもたちに種を蒔いてくれている活動です。

「種をまく」という表現は、
私たち会員にとってこの上もなくうれしいものでした。
この日は、
ミレーの作品で有名な山梨県立美術館でお買いになった
ネクタイピンをしてきてくださったとのこと。
ミレーといえば「種をまくひと」

上野先生、
粋なおはからいと

心に残るお話をありがとうございました。


関城西小学校 北澤校長先生のお話

   

関城西小には、「里山委員会」というものがあります。
委員会がある日は、委員の児童は自転車で登校。
五郎助山に行き、ゴミを拾い、
発見したことを新聞に書くといった活動をしています。
また行ってみたい、という気持ち、
それが最後には「感謝」の気持ちになるのです。

先週は4年生が虫取りなどを楽しみました。
来週は5・6年生の体験活動が予定されています。
5・6年生は
給食のために学校に帰るより
給食なんてなくていいから、
おにぎり2個でいいいから持っていって
一日遊びたいと言っています。
(→里山でお昼に天ぷらを揚げてくれることになり
  保護者がとん汁を作ってくれることになりました。)

今まで、子どもたちが里山でけがをしたことは一度もありません。
それは、けがをしても誰にも言わないからです。
「もう行くな」、と言われるかと思っているのです。

学校ではちょっとのけがで保健室に行くので、
保健室が満杯になるほどなのに。

最後に
新聞記事から
1年生にナイフを配る小学校の実践の紹介がありました。

北澤先生、いつも愉快で、
里山会員がついやる気を出してしまうようなお話、

ありがとうございます。


通常総会は、各議案が承認され、

つつがなく終了。

新しい会員への定款の配付と、
ガイダンスについての質問があり

理事長が回答しました。

新会員向けのガイダンスは是非とも必要で
とても大切な質問だったと思います。


次回のスタッフブログは
「速報!! 高野氏再び来訪
 自作の俳句の句碑を寄贈」です。

乞うご期待


 

 

 

コメント (2)
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