5月26日(土)
好天のもと、植物観察会が無事終了しました。
「山野草、見つけて覚えて天ぷらにしよう」
講師の
茨城県自然博物館企画課長(学芸員)
小幡 和男先生 のごあいさつ
<観察会開始!!>
今、雑木林のそこここにこのような白いものが落ちています。
上を見上げると、白くてかわいらしい花が鈴なり
エゴノキの花
タラノキの観察
「これ、みんな一枚の葉っぱです」
ハルジオン(春紫苑)とヒメジョオン(姫女苑)の見分け方
「茎を切って、穴があいているほうがハルジオンだよ。」
本で調べてみよう
この親子が持っている本は、
『野の草なまえノート」』(文化出版局)
野の草の名前のいわれや似た草の紹介などが満載で、
おすすめの楽しい本です。
ウルシとヌルデの見分けかた
「ひれ」があるほうがヌルデ(上の写真右側)
両方とも、 五郎助山にも少々生えておりますので
かぶれやすいかたは触れないようご注意ください。
風情たっぷり フタリシズカ
ムムム…ヨニンシズカ?
いえ、これもフタリシズカだそうです。
「静かじゃなさそう」「やかましそう」との声も
ちなみに「ヒトリシズカ」という花もあって、
こちらも風情たっぷりですが、
五郎助山にはたぶん生えていません。
山中の水辺でよく見かけます。
名前は、「静御前」 が
一人で舞っている姿に見立てたことからついたそうです。
湯西川の山の中に咲いていたヒトリシズカ
このほか、ノダケ、コシアブラ、ウド、
カモガヤ、ブタクサ、アレチウリ、
ガマズミ(秋に赤い実がなる。甘酸っぱい。)
オオバコ、ギボウシ、クサギ、ウコギ、
サイハイラン、キンラン、クモキリソウ
ヤマウグイスカグラ(実を試食。ほんのり甘い。)
などを次々に観察
そしていよいよ食べられる野草採取にGO
五郎助山の秘境?!に分け入り、次々に野草をかごに入れます。
採ってきたものは、みんなで種類別に仕分け。
天ぷら、天ぷら
おみそ汁も配ります
使った味噌は農業を営む会員が共同で作っている自家製味噌。
野草の天ぷらバイキング
おむすびも2個つきました。
お米は会員が育てたコシヒカリを使用。
参加者の皆さん、いかがだったせしょうか?
お昼頃不思議な虹も出て、
植物観察会を祝福してくれたように感じました。
「環水平アーク」とよばれる現象だそうです。
大気中の氷の粒に太陽光が屈折してできるそうです。
そして私は一人寄り道
おいしいデザート
顔をされていました。2月に行われた野鳥観察会に参加された方も約束どおり、二組参加してくださり、うれしかったです。
小幡先生も気合が入った説明振りでしたね。
「自分で摘んで天ぷらにする」。やはり里山では、楽しく勉強することが大切ですね。
秋の観察会はどんな企画が良いのか早苗ちゃんも考えてください。
って歳じゃ、ありませんってば、理事長さん!
秋の植物観察会か…
ハナバスの実とかイナゴとか炒めて食べます?
参加者激減するかなあ。
いただいた者です。
木漏れ日の中、自分で採った山野草をその場でてんぷらにして食べれる。
なんて素敵なんでしょう!
里山では、食べられる山野草がたくさんあるのに驚きました。
活動がんばってください。/hakushu/}
コメントいただき、ありがとうございます。
とてもうれしいです
今回は、お子さんの参加も多く
活気あふれる観察会となって、
スタッフ一同とても喜んでいます。
これからも参加される皆さんに喜んでいただけるような催しを考えていきたいと思います。
普段の里山にも是非遊びにおいでください。
いつでも大歓迎です
お便り有難うございます。
こうしたコメントが何よりの励みになります。
幼・少年期期における自然の中での体験が、今、とても重要だと思っています。
大人になった時の素敵な思い出として残るよう、たっぷり体験してもらいたいと思っています。
お時間が取れましたら、是非、まさおさんも御参加ください。