goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

再会、ロベリア

2008年08月22日 | 08 花たち



【宿根ロベリア】キキョウ科 ロベリア(ミゾカクシ)属

「宿根ロベリア」は、3年前に1度だけ見かけたことがあります。
そのときは名前がわからなくて、サルビアのお仲間なのかなと思ったりしました。
花の形が違っているのはわかったんだけど、真っ赤な花色からそう思ったんでしょうね。
あの頃が懐かしいなぁ。

以来縁のない花になっておりましたが、今年ようやっと再会を果たしました。

「宿根ロベリア」は北米原産で、明るくて湿り気のあるところに生育する多年草です。
耐寒性も耐暑性もあり丈夫で育てやすいので、日本の夏にはお誂えの花です。
背丈は30~80㎝といわれておりますので、大きなものだと見栄えがするでしょうね。
切り花としての需要も増えているようです。

1年草のロベリアは鉢植えなどで栽培されているのを見かけますが、木立ち性の宿根ロベリアは雰囲気が違いますね、力強さを感じます。
茎は紫色を帯びています。

なかなかユニークな造形で、凛とした姿でしょう?
シベも変わってますよね。

日本原産の「サワギキョウ・沢桔梗」(未見)のお仲間です。
サワギキョウは青花ですが、こちらは赤い花の西洋のサワギキョウということになります。
改良された園芸種でしょうね。

「宿根ロベリア」は、「タイリンサワギキョウ・大輪沢桔梗」 「アメリカサワギキョウ・亜米利加沢桔梗」 「ヨウシュサワギキョウ・洋種沢桔梗」 「ベニバナサワギキョウ・紅花沢桔梗」、単に「サワギキョウ・沢桔梗」など、様々な名前で流通しているようです。

ピンクのものも並んでいました。

赤やピンク以外にも、白、青、紫などの花色のものがあり、年々カラフルになっているようですよ。


1年草の「ロベリア」です。
こちらは、南アフリカが原産です。

「ルリチョウチョウ・瑠璃蝶々」、「ルリミゾカクシ・瑠璃溝隠」など、花色や形に因んだ和名があります。




      こちらはね・・・

 ご近所で、鉢植えにされているのを見かたんだけど・・・

こちらを「ミゾカクシ・溝隠」といっていいものかどうか・・・
似てはいるんだけどね。

ミゾカクシを画像検索で見ると、花色は白っぽい薄いピンクのものがほとんどなんです。こちらは青紫ですしね。
葉も花びらも、微妙に違っているようです。

ミゾカクシの仲間であることには違いないでしょうけどね。

「ロベリア・Lobelia属」を日本語に訳すと、「ミゾカクシ属」なんですよ。