クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

足慣らしに榛名・種山 H-29-12-18

2017-12-19 19:08:36 | 榛名山麓
昨日とは打って変わって風雲が現れていない。天気予報では西から
高気圧、裏日本降雪は小康、但し本日だけーーと。
何となく気ぜわしくモタモタと冬籠もり状態が続いての運動不足を
解消のためこの好天を逃さずにほんの一寸山歩き。

地形図で榛名山塊を眺め最も南の種山を選ぶ。先日、to-boketaGさんも
散歩がてらに行っているのでそれを真似しての後追い。

通い慣れたr-126で箕郷町を抜けて榛名に向かい、南榛名林道と
東榛名林道との四つ角。ここの常夜灯に挨拶。銘は天保四年とあるから
例の天保の大飢饉の真っ最中の作品。それに天保四年と云えば1833年で
爺イの生年1933年の丁度100年前なので何となく愛着がわく。



この四つ角を左折(西)して車川を渡って南林道に入る。この林道は
正確には「広域基幹林道(スーパー林道)南榛名山線」と云うんだそうだ。



南向きの斜面ではあるが激しい蛇行と日向と日陰が交互に出てきて
極めて前方が見難いので低速運転。約2.5Kkmで小さな四つ角、宗教施設
の道標が目立つが天狗山表参道登山口の入口でもある。



其処から約0.7kmの右急旋回の角に無銘の神社。全く個人のものか?
或いはどこかに移転したのか? 神社名を確認できる物は一切無く
箕郷支所に問い合わせても詳細不明とのこと。



その反対側の「ろうきんの森」看板の脇に種山登山口の道標。
この道標の作り方は近くの鐘撞山・音羽山の道標に似ている。



叢に入ると幅広の道跡が左に伸びているがどうやらこれは
ろうきんの森用らしく、新たな道標が右手の低い尾根を
指している(10.53)。



尾根というより僅かな高みに進むと確かに踏み跡が残る尾根道風。
ここからポイントのパラグライダー発着場所までの距離は0.9km程
標高差は170m位。



ほんの少し進んだだけなのに早くも篠竹の藪、但しよく見れば
割れ目の様な踏み跡が残っている。



暫く行くと小尾根に乗っている積りが斜面登りに変わっていて
又前方の尾根に合流する様だ。



今度はやや尾根らしい落ち着いた進路、傾斜は緩く余り高度は
稼げない。



その後は似たような風景の連続だが尾根は一本だし踏み跡も確認でき
所々には目印テープまで付けられている。



前方が突然開けて明るい発着場、但し吹き流しが多い割には何となく
荒れていて使われている様子は無い(11.43)。



帰路に使う直降ルートを確認したり遠望を楽しんで次へ出発(11.50)。
山頂の三角点まで歩行距離推定は0.65km、標高差は多分145m程度。
発着場の最上部から北西に向かう尾根に乗ると、さっきまでとは
大違いの変化に富んだ面白い尾根通しとなる。



多少のアップダウンのある岩場を過ぎるときれいな尾根。



やがて山頂間近を思わせる雰囲気。



そして北西ー南東に200mもある頂上台地に到着、早速三角点にタッチ(12.24)。



三角点は三等で点名はずばりの「種山」909.21m



本日の爺イ。



頂上標識を探しながら台地の西端まで行ってみたが見つけたのは
ここの主の様な達筆のもの一枚だけ。一時期には存在したすかいさんの
作品は無かった。



この台地は周辺の樹木が育ちすぎて展望皆無、従って木漏れ陽も
届かず寒気は厳しいので大急ぎで軽食を詰め込んで退散(12.36)。
帰路は先ず発着場まで小走りに丁度良い傾斜を利用して難なく降る。
登りでは時々迷った岩場の通過も上から見るとルートが鮮明に
見極められるので迂回無しで全て乗り越し。
大所の乗り越しの度に振り返り。



発着場は相変わらず森閑としていて人の気配はない(13.12)。



頂点に立っても降口は見えない。東に僅かに進むと下に降りる
小道があり木枠段もある。斜面を降り切ると幅広の叢の道。



驚いた事にその先はとても道とは言えない荒れ放題の進路。
轍の跡が残っているのが不思議。



急降を続けると突然舗装路に替わるがそれまでには車での
切り返しが難しそうなヘアピンカープが数か所もある。



そして漸く林道着。出口は太い竹竿が二本ゲート替わりに
とうせんぼ(13.28)。



林道の脇の吹き流しが空しく立っていたがかって存在した案内板は
道端のゴミになっている。



一呼吸置いて駐車場所への林道歩き約1.1kmを20分ほど掛けて
のんびり歩くが八割は軽い下りなので疲労もなく本日の
足慣らしは無事に終了(13.49)。


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2 コメント

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びっくりしました (toboketaG)
2017-12-19 21:59:17
爺様の新しい記事があるかなとお訪ねしたら、いきなり種山の文字が目に飛び込んできて驚きました。3日前に爺様と同じところから尾根に取りつき、ラジオで音楽番組を聞きながらのんびりとこの尾根を登ったばかりだったので。 この山群の破線のない尾根をいくつか歩きましたが、穏やかで一番快適な尾根でした。三角点からは去年の爺様の記録を参考にして北東の尾根を下り最初に出逢う地図の細線を南林道まで降りました。次は天狗山を目指してその南面から登ろうと思っているので少し偵察もしてきました。また爺様の記録を参考にさせてもらいます。
re.種山 (クタビレ爺イ)
2017-12-20 08:35:23
to-boketaGさん
コメントありがとうございます。
あの里山は登山口まで延々と林道を歩くこともなく
駐車場所から直ぐ登山ですので気楽な登山と
感じています。年寄りの冬場はこんな無難な
ハイキングになりそうです。

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