おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

いまは「バブル」の真っ最中、前回と違うのは「いつか弾ける」ことを、知ってるか知らないか

2021年02月10日 | Weblog

午前6時40分です。

街灯はすでに消えております。

ちらちら雪が降っていて、昨夜からの積雪は5センチ程度だ。

気温はマイナス7度と、依然、厳しい寒さです。

とはいえ、ご当地の著名なスキーガイドの方と先日ジムでお会いしたとき「もう春ですよ」と申しておりました。

天気図を眺めながら、どこにお客さんを案内すれば安全に楽しめるのか、日々考えておるわけですから、季節には敏感なのでしょう。

「へぇ~」と聞き入ってしまいました。

きょうは曇り一時雪のお天気で、場所によって吹雪くそうだ。

さて、

株価の上昇が止まりません。

各国政府がコロナ対策でじゃぶじゃぶカネを注ぎ込む「財政出動」を続けていること。

そして世界的な「金融緩和」が延々続いているためだという。

空前の財政出動と金融緩和が、パッケージで世界的に行われていることから、「バブルが生じるのが当たり前」だとして「合理的バブル」と呼ぶそうだ。

毎日新聞電子版が伝えておる。

とはいえ、かつてのバブル、あの狂乱は3年ちょっと、あっという間に崩壊した。

あんときは、日銀が金融を引き締めて、カネの流れを急に止めてしまったためだ。

いわば水道の蛇口をいきなりぎゅっと閉めたためカネが流れなくなって、崩壊した。

今回は、倒産が続出する経済危機ですから、実態経済は伴っておりません。

ですがいまは、水道の蛇口は全開、世界中にカネがじゃぶじゃぶに溢れている。

なので、日経平均株価は3万円を経て、その先を目指し、この先もジャンジャン、どんどん上がるのでしょう。

記事では「今が『合理的バブル』だとしても、その合理的な事象が消える見込みが強まると、今度は一気に逆の相場展開に進みかねない。そのタイミングがいつ訪れるのかが不明なだけともいえる」と書いておる。

ようはいまはバブルだけど、いつ逆になるのかわかりませんってことだ。

「いつか来た道」が容易に想像されるってこと。

前回のバブルは、株価が延々下がり続けることになることなど、ほぼ、だれも考えなかった。

しかし今回は「いつかバブルは崩壊する」と、こぞって覚悟している。

ここが大きな違いだ。

そんなことで、おぢはいま、バブルの波に素直に乗ることにしておりまする。

ただし、コロナ終息後なのか、その前か、いつか必ず弾けるのがこのバブルだ。

そんときは、「どてん」(それまでの売買とは反対の商い)して、「生き延びてやる」と決めたのだった。

ようは、今度は「大損しないぞ!!」ではなくて、バブルがはじけたら、どてんして「儲けてやる」と思っておる。

大失敗を繰り返し、金波銀波の波乗り越えて、古希(数え年70歳)になり、そこで最後のバブルなのだ。

この先は、金満ジーさんか、はたまた下流老人か、さて、どうなる???