午前6時の気温はプラス13度。
予報によると、ご当地の今日の最高気温は31度だそうな。
6月もまだ初旬で、30度超えってなんじゃらほい???
おかげさんで、我が家のエアコンは、西日の当たる午後から連日稼働中でござる。
一方、ニセコアンヌプリには写真のように残雪がたっぷりあって、まだ春の趣だ。
おぢは半袖Tシャツに短パン、すっかり真夏のスタイル、あっちとこっちで、ずいぶんとちぐはぐなのでござる。
そんなきょうは、道東の北見市で最高気温が35度の予想だとか。
もしそうなれば、30数年ぶりの異常事態。雨がさっぱり降らないので、農家はやきもきしておるに違いない。
一筋縄でいかないのが、温暖化真っ最中という、ニッポンのお天気なのでござる。
ところで、
つい今しがた、NHKラジオ「ラジオあさいちばん」で京大の教授が、先に出された大飯原発の差し止め判決について解説し、こう述べておりました。
「イノベーションを進めるいい機会だ」
そうなのです。
ニッポンの企業は、これまで様々な経済的苦難と格闘し、発展を続けてまいりましたです。
円高や石油危機など、大きな障害があるたびに、身を削り、経費削減の努力をし、それでもなお発展を続けてきてたのです。
確かに原発は大きな発電量を安定的に供給できますが、核廃棄物処理などなど「隠れたコスト」もごっちゃり。
しかも総括原価方式だから、発電コストはいまもアメリカの2倍でござる。
高い電気代は、法改正して総括原価方式を止め、地域独占を止め、競争原理を導入すればあっという間に安くなる。
「とにかく安い原子力」などとは、もう誰も申せません。
だから自然エネルギー、再生可能エネルギーだといっても、これまたあれこれ問題を抱えておる。
ご当地なんかは木質バイオマスによる発電が地域で使うエネルギーとして有効だ思いますが、大容量はとてもムリ。
ほかには地熱や風力、水力、波力、太陽光とありますが、いまんとこ、一長一短でござる。
だからこそ、いまニッポンに求められるのがイノベーション(技術革新)でござる。
フクシマの原発事故により、15万人もの流浪の民を生み出したニッポンは、世界に先駆けてこうした新技術を開発、開拓すべきではないのかね。
エネルギー政策の大転換を図り、大きくエネルギーシフトする。
これ、ニッポンにとっての大チャンスだ。
古くて危険、しかも薄汚いカネまみれの原発を卒業し、世界に先駆けてエネルギー革命を起こす。
そんな夢と希望のあるエネルギー政策こそ、原発事故によって世界に迷惑をかけたニッポンの進むべき方向だと思うのです。
そんな理想を語る、優れた政治家が出てきてほしいけど、どうよそのあたり???