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日本語論37 音義、民間伝承

2018-06-11 | 現代日本語百科

日本語の語源には音義説ということがある。ことというのは、一音一義説として日本語の音はそれぞれ固有の意味を持っているとする捉え方で、50音図にわたって日本語を説明しようとした。したがって、>各行に意義ありとする一行一義説は平田篤胤,鈴木重胤など,各音に意義ありとする一音一義説は橘守部,堀秀成などと,おおまかに分類することができる。これらの考えは言霊 (ことだま) 思想に通じるものである。  として、音と意味の関係を必然、あるいは偶然でないとする。言語学の視点に立てば、このような考え方を持つ言語は、ことばの有契あるいは透明性から説明をするものがるようであるが、言語記号の恣意性の学説のソシュールの説明によって、いまは、退けられている。擬声語、音象徴として音と意味との間にある程度の必然性のある現象が日本語に特徴的ではあるが、それは日本語に限ることではないので、音義によることは、言霊など時代的な影響によるものが否めない。それによって、林甕臣は、日本語原學を著している。

語源学の民間伝承による語の解釈は時間空間においてそれを証明するのは難しいときに、人々によって語り伝えられることになる。富士の山を不死の山と見立てて説話にすることをはじめ、枚挙には限りない。伏見から、伏す という語が地名に関係して、山の名称であるより、地名の広がりを買い悦すr物があって、地名の語の広がりは思わぬところで証明されるようなことがある。民間伝承の面白さは富士見町、富士見る台、原などの所以をなるほどと思う人々の心理があるので、文献実証にかかわらないところでいえば、語源の興味ある宝庫となりかねない




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