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文章論23 文節は語である

2016-02-03 | 日本語文章論

文節を語としてとらえる、もう少し進めれば、詞ととらえる、この文節がそのように文法として設定されていることに言及してきた。なかなか理解されないことかもしれないが、わかってみれば、ごく当たり前のことになる。あたりまえだということに、わかるのがどれほどむずかしいか。文節が詞と辞の組み合わせである、組み合うというのは関係しあって構成することであるが、自立語と付属語で、自立するものに重きを置くと、それは語である、ということであるから、自立詞と付属辞と言っている。學校文法の、便宜、自立と付属とを語の現象としてどのようにとらえさせるかである。

したがって、文章の単位に、文にもそうであるが、文節を見るのは極めて分かりよいことである。文章を読むときに自然に発音の切れ目をもってするということは、文の単位と同じであるのは、文を含む文章であるからだが、そこで文節をもって日本語を現象として切り分ける、それは分節することなのであるということを、さらに言えば、橋本学説の音韻解釈にある意味の単位ということを、知るべきである。それはまた、文節が語であって、その語が抽出されるとなると、その分節による語そのものは、文法の視点から品詞分けされることになる。文節が、こうして、品詞としてのpart of speechであることを知る。

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