現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

債務だって

2014-07-26 | 日本語百科
債権、債務となる語だが。法律用語とか、それなりに専門用語とか。
この語の意味を確かめたくなったのは、その債務で語られたことである。

それは、戦争債務、文化債務、領土債務について、中国人が普遍的に抱く感情であるとか。
日本人が背負わなければならない債務だとか。中日新聞の考える広場面で論説委員が中国の大学教授の意見を載せている。

焦点は領土債務にあるような対談になっているが、この20年間で中国人の民族主義の感情が債権意識であると言うのだ。
が、それをさらには、日本が背負う歴史債務として位置づけようとする。

この論議は果たしてどれほどのものかと、聞くもの、この記事を読むものをしておどろかしめる。
中国人は債権者でると言う前提を忘れるなと論を進めようとする。

それをこの記事のインタビュアーは反論なしにすすめる。
ちょっとあきれたことだと思うが、債務の意味をどう扱えばよいのだろう。

文化債務については日本が歴史的に多くを中国から学んだからだとする。
成り立たない議論である。


さい‐む【債務】
特定人(債務者)が他の特定人(債権者)に対して、一定の行為(給付)をすることを内容とする義務。金銭を借りた者が貸し手に対して、その返還をしなければならない義務など


不動産用語辞典の解説
「債権」とは、ある人が相手方に金銭や物などを請求し、これを実行させることを内容とする権利です。
一方の「債務」とは、相手方に金銭や物などの給付を義務付けられていることです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。