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句論というと

2023-04-29 | 日本語どうなる2023

大槻は、文法の概念に文を紹介して主語と説明語の関係を解説した
山田は、統覚作用が一回のものが単一の思想を表すものとして句と呼んだ 統覚作用
松下は、詞と詞に連詞とする句をとらえて断句を単位としたまとまりを見た 
橋本は、文節を文の組み立てとしてとらえ、文の切れ目を発音特徴に見出した 連文節という文節
時枝は、詞と辞を句として包み包まれる関係を説いた 客体表現と主体表現による統一 統合関係
この文法学説にはいま現代語で文とするものをその理論基礎には句の単位で説明しているから、句が文に相当するとする議論の流れは誰が何でいつから作り出したものだろうか。それなりに句が文であるとするとらえ方が可能であるのは文には思想があらわされるという山田文法の理論となる意味内容を文に当てて議論するからであるから、おおかたの意見は句を文に置き換えた、句が文という単位だと領海をしてしまって論を進めている。
渡辺は、構文論を統叙する職能と展叙する職能でとらえた
寺村は、主語の主格を補格の一つとして補格主語を主張したした シンタックスと意味

句が句子とあればセンテンスという文とは異なる。永く日本語文法は句の論議を文法論としている。
語論、句論から文論へはそのまま文章論に、日本語のいわゆる文法がある。

この名称には俳句の論としての用法がある。辞書によっては、 文法でもある。句、文章の構造、シンタクスとも。



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