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こくご、にっぽんご

2019-06-01 | 国語と日本語

こくごとにっぽんごと、いずれも、この呼称が使われ始めたのは国語意識、日本語意識ともに国家語のもとにある。国語は近代になって国家の言語に統一した動きに見え、おらが国の言葉として中央地域語となった。その広がりは学校教育のひとつになったことによる国語教育である。日本語は現代になって外国語のひとつにとらえた、列島地域語の言語教育になる。大雑把に言って国語認識が日本語認識になるのは国語使用者の意識にあった日本国の顕在化にあるようである。しかしそれは国語教育の範囲にあったものではないので日本語教育者には国語教師がいない現実となってきた。その時期が訪れて転換しようと、国語教師に日本語、外国語教師に国語といった習得が問題となる。



http://www001.upp.so-net.ne.jp/ketoba/kokugotonihongo.htm
『月刊日本語』(アルク、2003年2月号、pp.18-21)
国語と日本語
小矢野哲夫

http://www001.upp.so-net.ne.jp/ketoba/nihongotokokugo.htm
(『日本語学』2002年11月臨時増刊号)
日本語と国語はおなじもの?
小矢野哲夫


ウイキペディア、国語より

「国語」という単語は、明治時代に作られた和製漢語であり[3]、この語の創始者については三宅米吉、物集高見、上田万年など諸説があるが、1885年(明治18年)に三宅米吉が立ち上げた『方言取調仲間』の趣意書に「我が日本の国語」という表記が初めて使用され、定着した[4]。なお、この「国語」という単語は、中国・朝鮮半島・ベトナムなどの漢字圏に逆輸入され使用されている。(ただし、ベトナムにおける「國語」はベトナム語を表記するラテン文字を指し、意味的には「国字」に近い。)
日本では、言語を「○か国語」と数えることが多い。しかし、世界には国語になっていない少数話者の言語が多数存在したり、国に複数の公用語がある場合など、国の数と言語の数を結びつけるのは適切ではないという考えから、「○言語」という表現もある。同様に「母国語」に対し「母語」という表現がある。
^ 同じ文字の単語として、紀元前の中国で成立した歴史書「国語」があるが、この書名の「国」は特定の国ではなく「諸国」を、「語」は語る手段としての言語ではなく「語られた内容」を指し、本稿の「国語」とは全く意味が異なる。
^ 紀の国の先人たち 三宅 米吉|和歌山県ホームページ Archived 2011年4月29日, at the Wayback Machine.

「国語」という呼称は国民国家を前提とした語であり、「日本語」を「国語」と呼ぶことは、日本語以外の言語を用いて日本語を指す場合には適切な呼称がない。例えば、英語では日本語は「Japanese」であり、イギリスやアメリカにおける国語は「English」すなわち英語である。
2004年には国語学会が日本語学会へと名称変更した。


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