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ちげー

2019-06-01 | 日本語教育

イ形容詞の基本形がない、ちがい の用法で、ちげー というのがあるとかで、将来には、ちがい イ形容詞が、将来は辞書に搭載されるかもしれません、との記述があって、140ページ 第3部文法のここを読んで、日本語教育文法の考え方を疑ってしまった記憶がある。この書は最近に紹介をして、どうにもいけない、発行年は4年前で、そのうたうところはサイトの内容紹介の入門書であるが、この記述を受け止めるには、この書を受け取る人が、例えば、ゆがんでしまったものを、ゆがんだままに直しようがない食い違いだと知らなければならない。名だたる出版社であるから、それなりに編集による著者の見解を承知してのことだろうけれど、日本語教育の形態文法を、とんでもない類推に説明してしまう、この、ちげー はあり得ないことである。語彙、文法の記述は相当に与える影響を考えてしかるべきであるから、その拠って来る何ほどかを見ておこう。




日本語教育学入門 単行本(ソフトカバー) – 2015/8/21

商品の説明
内容紹介
日本語教師を目指す人のための入門テキスト
日本語教師を目指す人のための入門書です。日本語教師が心得ておくべき日本語の「音声」「語彙」「文法」のそれぞれについて、教育現場に立つ専門家が分かりやすく丁寧に解説。日本語学習者がしがちな誤用を紹介するとともに、その誤用が起こる背景についても説明しているので、日本語を教える上で実践的な1冊となっています。全23課の構成で、各課の末には「練習問題」と「推薦図書」つき。大学テキストとして最適です。

内容(「BOOK」データベースより)
日本語教師を目指す人のための入門テキスト。日本語のしくみ(音声・語彙・文法)がこの1冊で学べる。日本語学習者の誤用の背景が見える。練習問題で自学できる。

著者について
姫野 伴子(ひめの ともこ)
明治大学国際日本学部教授。文学修士。専門分野は日本語学、日本語教育。著書に、『日本語教科書の落とし穴』(アルク、共著、1999年)、 『自然な日本語を教えるために 認知言語学をふまえて』(池上嘉彦・守屋三千代編著、ひつじ書房、共著、2009年)、『日本語文法の論点43』(研究社、共著、2012年)などがある。

小森 和子(こもり かずこ)
明治大学国際日本学部准教授。博士(学術)。専門分野は第二言語習得、日本語教育。著書に、『会話で覚える形式名詞』(アルク、共著、2001年)、『中国語を第一言語とする日本語学習者の同形語の認知処理』(風間書房、2010年)、『研究社 日本語教育事典』(研究社、共著、2012年)などがある。

柳澤 絵美(やなぎさわ えみ)
明治大学国際日本学部特任講師。修士(言語学)。専門分野は日本語音声学、日本語教育。著書に、『日本語教育学研究への展望 柏崎雅世教授退官記念論集』(ひつじ書房、共著、2009年)、『日本語多義語学習辞典 名詞編』(アルク、共著、2011年)がある。

登録情報
単行本(ソフトカバー): 250ページ
出版社: 研究社 (2015/8/21)
言語: 日本語
ISBN-10: 4327384712
ISBN-13: 978-4327384715
発売日: 2015/8/21


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