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辺野古反対

2015-02-23 | ニューストピック
0223

辺野古反対、米軍拘束の2人逮捕 2800人集会直前に沖縄県警 中日新聞トップ記事、見出しである。20150223
リードには、
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先に隣接する名護市の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で二十二日、名護市辺野古移設に反対する沖縄平和運動センターの山城博治(ひろじ)議長ら二人を米軍が拘束した、
 とある。   
   
見出しに、陸自配備に賛成多数 与那国島で住民投票 とある。20150223
記事には、
 日本最西端の沖縄県・与那国島(与那国町)で二十二日、陸上自衛隊沿岸監視部隊配備の是非を問う住民投票が実施され、即日開票の結果、賛成が六百三十二票で、反対の四百四十五票を上回った、
 とある。   
   
長野北部地震から3カ月 白馬村、農地復旧支援へ  20150223
> 最大震度6弱を記録した昨年十一月の長野北部地震から、二十二日で三カ月を迎えた。
   
坂東三津五郎さん死去 59歳 歌舞伎俳優、坂東流家元 20150223
> 実力派の歌舞伎俳優で日本舞踊坂東流家元の坂東三津五郎(ばんどう・みつごろう、本名守田寿=もりた・ひさし)さんが二十一日午前二時三分、膵臓(すいぞう)がんのため東京都内の病院で死去した。



nikkeiより。
1面
火力新設に省エネ規制
経産省、CO2排出抑制 電力自由化前に建設急増
 経済産業省は、新設する火力発電所に対し、省エネ規制を導入する。二酸化炭素(CO2)排出量の少ない発電効率の高い設備の設置を義務付ける。電力小売り自由化に向け、CO2排出量の多い石炭火力発電所が急増するのを防ぐ狙い。新規制で石炭火力の発電コストは上がり、家庭の電気料金の上昇要因になる可能性もある。…続き

本社世論調査 景気回復「実感ない」81% 内閣支持率、横ばい50%
革新力 The Company 異端になる(2)「ものまね」で何が悪い
三菱ケミHD、米に炭素繊維の新工場 車用を開拓
坂東三津五郎さん死去 歌舞伎俳優、59歳
春秋
 長い棒の先にスマートフォンや小型カメラを取り付け、自分たちの姿をパチリと撮影。そんな「自撮り」のブームは昨年10月の本欄でも一度取り上げた





中日春秋
2015年2月23日

 「なんで、この人は人の気持ちを知っているんだろう」。脚本家の岡田惠和(よしかず)さんが書いている。この人とはテレビドラマの「想(おも)い出づくり」「ふぞろいの林檎(りんご)たち」などの山田太一さん

 山田作品の大半の主人公は「普通の人」である。社会でうまく立ち回れないで傷ついている人の気持ちをじんわりと描く。共感し、救われたという方も、大勢いらっしゃるだろう

 二〇一一年の小説『空也上人がいた』。主人公は認知症の高齢者に「キレて」、暴力をふるった特別養護老人ホームの介護者である。青年は後悔し、苦しむ。「お前(まえ)それでいいのか」。物言えぬ認知症の老人の目が忘れられない

 介護施設の職員による認知症患者ら高齢者への暴力暴言などの虐待が急増している。前年比で四割増。数字が悲しい

 小説で山田さんは青年を一方的に責めていない。救いのある結末さえ、優しく用意する。事前の取材で介護という大変な仕事をしている人が「キレても不思議はない」と感じたともいう

虐待は許せぬが、「なぜ」を理解し「なぜ」をひとつずつ消していかねば、解決は遠いだろう。認知症の母親にキレて暴言を吐いた人を知っている。母親は亡くなったが、その場面を夢で見る。泣きじゃくって目を覚ます。虐待は受けた方は無論、した方もおそらく傷ついている。なじるだけではなく、そういう人の心にも近づきたい。



<世談> 想像力 

2015/2/22 朝刊
 一月に掲載を始めた「平和の俳句」に、たくさん応募いただいている。幅広い年齢層から寄せられているが、今のところ七十歳代と八十歳代の方が多く、九十歳を超える人も少なくない。戦後七十年。実体験に基づく率直な思いを込めた句を、精いっぱい想像力を働かせて読んでいる。

 想像力といえば、おこがましくも講師を務める「中日くらし友の会」の文章研究会でも、五十歳の私より少々(?)お年を召した方々の作文を拝読する際、欠かせない。テーマから予想する内容とのズレが小さくないからだ。

 一例を挙げると、テーマ「受験」。子や孫の中学や高校、大学入試で、本人や家族が一喜一憂、あるいは翻弄(ほんろう)されるエピソードが大半かなと思いきや…。ふたを開けると、終戦後まもなく、何はなくとも勉強できた喜びや、「進学組」を横目に「就職組」に分けられて味わった悲哀などがつづられていた。

 「その話を聞くのは、これで五回目だ」。中学生のころ、祖母に怒鳴ったわが身が思い出される。盆や正月、顔を合わせるたびに、勉強できる幸せを説かれてうっとうしかった。老化現象ばかりではなかったのだなと、今は思う。

(文化部長・長坂誠)



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