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日本語の文字遣い

2016-11-26 | 日本語百科
日本語の成立は漢字を文字として学んだことから始まった。漢字を言葉としたので、文字をも言葉ととらえたのであるが、日本語は文字言語として形成することになる。

日本語発音を中国語発音をもとに、それは古代漢語の漢字音を日本語発音として作り替えたものである。
その漢字を発音表記として仮名文字を作り出した。

上代仮名、万葉仮名、そして草と呼ぶ草書体の仮名文字である。
それに対して片仮名としての記号の機能をもってした漢文訓読文の文字に分化していくが、草仮名と片仮名は漢字文字仮名文字として、時間を経てその使い分けの境界を新たなものにする。

外国語音の発音表記にカタカナを用いるようになるまで、長い時間が経過する。文字は漢字、仮名ともに、言葉を表している。

日本語の文字遣いを表記行動にみると、それは日本語を成立させる経過に、国語という国字による日本語化をすめする過程であったことがわかる。

国語は借用語、外来語、外国語を文字にすることであったのであるから、国語によって成立する日本語の形成と展開は世代を通して繰り返されてきている。


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