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世界が、ぶれる

2015-11-10 | 日本語百科
世界は仏教語であると規定すると、語の源となるか。
日本語で仏教によると境界を見る、その世界がギリシア、西洋においての世界の概念になると、すると。

宇宙の中のひとつの区域で、一仏の教化する領域と、ウイキペディアには、まず説明がある。
これは広辞苑の語義によるもので、三千大千世界、娑婆世界を例に挙げる。

そして、地球上の人間社会のすべて、人間の社会全体、限定された社会ではなく、全ての社会の集合、全人類の社会を指す、地球上の全ての国、万国の意である。
特定の一国ではなく全ての国々ということ、報道・政治等で多用される用法という。

世界政治
世界経済
世界の歴史
世界人口
世界の地理

類義語に、国際やグローバル。

人の住むところ、世の中、これが日本語でいうところの、インドから中国を経て日本に伝来した語の捉え方である。
漢語としての意味内容は、サンスクリット語の翻訳による。


https://ja.wikipedia.org/wiki/世界
語の由来と歴史
>源流となっているサンスクリットはローカダートゥ(loka-dhaatu)である。"loka "は、「空間」や「(林の中の)木の無い場所」「空き地」のようなものを意味していた。"dhaatu "は界を意味する。"loka-dhaatu "は仏教用語として用いられた歴史があり、「命あるものが生存し輪廻する空間で、そこにおいて一仏が教えを広める空間」を意味する。
>「世」には時間の観念に重きをおいた字であり、「界」は空間に重きをおいた字であり、「世界」とは、時間と空間の両方に配慮した訳語である。


漢語訳された時間と空間の、人の世としての世界は文学に用いる。
漢文学から日本文学へと影響する。


日本国語大辞典より

>({梵}lokadha‐tu の漢訳から。「世」は過去・現在・未来の三世、「界」は東西南北上下の意)衆生(しゅじょう)が住む時間と空間との全体をいう。人や生物が住む山川国土。娑婆世界。三千大千世界。
*文華秀麗集〔818〕中・和菅清公傷忠法師〈嵯峨天皇〉「不知何世界、出現救蒼生」
*日葡辞書〔1603〜04〕「Xecai (セカイ)。すなわち、シャバセカイ」
>人間社会の全体。人が生活する地域。世間。世の中。
*竹取物語〔9C末〜10C初〕「世界の男、あてなるも賤(いや)しきも、いかで此かぐや姫を得てしがな、見てしがなと、音に聞きめでてまどふ」
*蜻蛉日記〔974頃〕中・天祿元年「つれなしをつくりわたるに、夜はせかいの車のこゑに胸うちつぶれつつ」

>({英}world {ドイツ}Welt の訳語)
 哲学で、同一の空間、時間内に存在し、相互作用によって結びつけられているすべての事物や過程を含む全体。宇宙。認識論では、客観的感性界、概念的に構成された機械的世界、心理的世界、直接体験の世界などを含む全体。

*哲学字彙〔1881〕「Cosmos 世界」


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