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日本語文法の説60  文章の原理9

2019-08-21 | 日本語文法

文章の論を時枝学説が立てた。文章論として日本語文法、文法・文章論に述べる。言語過程説によるところ、国語学原論、その続編に文法学説と論の主張がある。日本語文法口語編、総論と第4章に具体的言及がある。1950年版、このときに、文法学の重要な対象として述べる文章論の課題を指摘するにとどまっている。すなわち、文の集合と文章、文章の構造、文章の成分、そして文章論と語論の関係に及ぶ文章研究上の問題である。その他の諸問題は7項になるが、そこで文論の主体的表現と客体的表現を文章にどのように見るかを表現面における分析の必要性を指摘している。


1955年まで

『国語学史』(岩波書店)1940年、新版1976年ほか
『国語学原論 言語過程説の成立とその展開』(岩波書店)1941年、新版1978年
『国語研究法』(三省堂)1947年
『国語問題と国語教育』(中教出版)1949年
『日本文法 口語篇』(岩波書店:岩波全書)1950年、のち改版
『古典解釈のための日本文法』(日本文学教養講座14:至文堂)1950年
『日本文法 文語篇』(岩波書店:岩波全書)1954年、のち改版
『国語教育の方法』(習文杜)1954年/「改稿版」有精堂選書、1971年、新版1987年
『国語学原論 続篇 言語過程説の成立とその展開』(岩波書店)1955年、新版1983年

『時枝誠記博士論文集』(岩波書店)
言語本質論(1973年)
文法・文章論(第1刷1975年)
言語生活論(1976年)

文法・文章論 (1975年) (時枝誠記博士論文集〈第2冊〉1975
時枝 誠記 (著)



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