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日本語教育学入門書の語彙

2019-08-21 | 日本語語彙

すでにふれてきたことであるが、去る4年前に、日本語教育学として入門書が出版されて、タイトルにひかれたのだが、日本語教育学というのは日本語学とすべきもの、それではまた、音声、語彙、文法とだけする内容構成には不足が生ずるように思われるので、このような日本語教育学にある分野の言語関係、日本語解説による入門書になったのであろうと、そのおりには、日本語教育入門にするのを控えた経験があって、近時、ネット検索で日本語音声の解説をPDF公開している研究社サイトのページで、その使いよさだけで、再び手にして、文法記述について引用して述べたところであった、音声の概説は入門よろしくというふうな個人感想に過ぎないのを、いま少し言うならば、文法記述には日本語教育者はどうとらえてしまうだろうと懸念し、日本語文法のベースがない、宙に浮いてしまったような、さきの個人の感想に過ぎない思いで、次はいよいよと、語彙の分野で、これではいけないとするところ、述べてみる。





ちげー
2019-06-01 | 日本語教育

イ形容詞の基本形がない、ちがい の用法で、ちげー というのがあるとかで、将来には、ちがい イ形容詞が、将来は辞書に搭載されるかもしれません、との記述があって、140ページ 第3部文法のここを読んで、日本語教育文法の考え方を疑ってしまった記憶がある。この書は最近に紹介をして、どうにもいけない、発行年は4年前で、そのうたうところはサイトの内容紹介の入門書であるが、この記述を受け止めるには、この書を受け取る人が、例えば、ゆがんでしまったものを、ゆがんだままに直しようがない食い違いだと知らなければならない。名だたる出版社であるから、それなりに編集による著者の見解を承知してのことだろうけれど、日本語教育の形態文法を、とんでもない類推に説明してしまう、この、ちげー はあり得ないことである。語彙、文法の記述は相当に与える影響を考えてしかるべきであるから、その拠って来る何ほどかを見ておこう。


日本語教育学入門 単行本(ソフトカバー) – 2015/8/21





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