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20230207読解力

2023-02-07 | まさごと

20230207 PISA2018 読解力

3年ごとの調査、2019年に公表したものを引用する。最新は2022年のはずだが、2021年度調査については新型コロナウイルス感染拡大、3年のところ、1年延期があった。
さて、2018年調査で読解力が話題となり、日本の成績が低いので問題とされた。

OECD Organisation for Economic Co-operation and Development 経済協力開発機構
38か国
PISA調査は15歳児、日本では高校1年生を対象に読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの三分野について3年ごとに調査を実施

The OECD Programme for International Student Assessment (PISA) examines what students know in reading, mathematics and science, and what they can do with what they know. It provides the most comprehensive and rigorous international assessment of student learning outcomes to date.
OECD 留学生評価プログラム (PISA) は、学生が読解、数学、科学について何を知っているか、そして彼らが知っていることで何ができるかを調べます。 これは、これまでで最も包括的かつ厳密な学生の学習成果の国際評価を提供します。(google翻訳による)

調査の内容を見て、これはと思ったことがあった。タブレット学習のその利用が日本国内では違っていたのだろうという奇妙なことであった。
どういうことか。


https://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/pdf/2018/01_point.pdf
OECD 生徒の学習到達度調査2018年調査(PISA2018)のポイント
>読解力の平均得点の低下に影響を与える要因について分析したところ、生徒側(関心・意欲、自由記述の解答状況、課題文の内容に関する既存知識・経験、コンピュータ画面上での長文読解の慣れ等)、問題側(構成、テーマ、テキストの種類、翻訳の影響等)に関する事項などの様々な要因が複合的に影響している可能性があると考えられる。
>読解力
読解力の問題で、日本の生徒の正答率が比較的低かった問題には、テキストから情報を探し出す問題や、テキストの質と信ぴょう性を評価する問題などがあった。
読解力の自由記述形式の問題において、自分の考えを他者に伝わるように根拠を示して説明することに、引き続き、課題がある。
生徒質問調査から、日本の生徒は「読書は、大好きな趣味の一つだ」と答える生徒の割合がOECD平均より高いなど、読書を肯定的にとらえる傾向がある。また、こうした生徒ほど読解力の得点が高い傾向にある。


https://www.shoko-ranking.com/entry/2020/04/03/
2020-04-03
世界の学力ランキング(PISA:学習到達度調査)
>今回の調査では、OECD非加盟国・地域から42カ国が参加していますが、3分野ともに首位は中国(北京・上海・江蘇・浙江)、そして2位は全てシンガポールです。
読解力
順位 読解力 平均得点
1 北京・上海・江蘇・浙江 555
2 シンガポール 549
3 マカオ 525
4 香港 524
5 エストニア 523
6 カナダ 520
7 フィンランド 520
8 アイルランド 518
9 韓国 514
10 ポーランド 512
11 スウェーデン 506※
11 ニュージーランド 506※
13 アメリカ 505※
14 イギリス 504※
15 日本 504※
16 オーストラリア 503※
17 台湾 503※
18 デンマーク 501※
19 ノルウェー 499※
20 ドイツ 498※
※11位~20位は統計学的な有意差なし

https://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/pdf/2018/01_point.pdf
>PISA調査結果を踏まえた文部科学省の施策
文部科学省において、PISA調査結果における各課題に対応した新学習指導要領を着実に実施するとともに、各種施策を推進し、教育委員会・学校・教職員の取組を支援。
(1)主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善の実現
・主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善により、児童生徒に学習する意義を実感させたり、情報を精査して考えを形成させたり、問題を見いだして解決策を考えさせたりすることを重視した学習を充実できるよう、好事例の蓄積や情報提供などによる支援を実施。
(2)読解力等の言語能力の確実な育成
①小中高等学校を通じた国語科における指導の充実
・文章を正確に理解するために必要な語彙、情報の扱い方の確実な定着(辞書や事典の活用等)。
・「読むこと」の指導における㋐文章の構成や論理の展開、表現の仕方を捉え内容を解釈すること、㋑文章と図表の関係を踏まえて内容を理解すること、㋒文章を読んで理解したことに基づいて自分の考えをもち表現することの重視。
・多様な文章を読んで考えたことを話し合ったり、文章にまとめたりするなどの言語活動の重視。
②言語能力の育成に向けたカリキュラム・マネジメントの充実
・グラフや図表を読む、実用的な文章(新聞や広報誌等)に触れる等の機会の充実や各教科等の学習を支える語彙の確実な習得(辞書や事典の活用等)のための各教科等の特質に応じた言語活動等の充実。
・総合的な学習(探究)の時間や理数探究等における論文、レポート等を重視した言語活動の充実。
・朝の読書活動等による読書習慣の定着や学校図書館の整備・活用等の言語環境の整備。
(3)情報活用能力の確実な育成
・小学校段階からのプログラミング教育の実施、学校での学習活動におけるコンピュータ活用の推進。
・コンピュータ等の情報手段を適切に用いた情報取得、情報の整理・比較、情報の発信・伝達、データの保存・共有等を行う力の育成、及びそれらを行う上で必要となる情報手段の基本的な操作の習得の重視。
・家庭・地域と連携したスマートフォン等の適切な利用(長時間、SNS等)に関する情報モラル教育の推進。
(4)理数教育の充実
・数学教育における、知識・技能の多様な場面での活用機会、統計的に考察し問題解決を図る活動の充実。
・理科教育における、日常生活や社会との関連を重視する活動、実験・観察など科学的に探究する活動の充実。

  
   
   
      


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