現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

忘我

2020-02-02 | 日本語百科

忘我の果て恍惚に、The Twilight Years 恍惚の境地を語る時代になったそうである。

> 1972年に有吉佐和子による小説『恍惚の人』がその嚆矢だろう。認知症の悩みを初めて世間に知らしめた。社会問題として突き付けた。
 小説の中で、義父の家族介護に翻弄された女性が福祉事務所に相談すると「どうしても隔離なさりたいなら、今のところ一般の精神病院しか収容する施設はないんです」と言われる。なぜ精神病院なのか。
 福祉事務所の老人福祉指導主事は「老人性痴呆は老人性の精神病なんですよ」と説明する。当時の実態であろう。時代の限界でもあった。「人格欠損と呼ばれる」という記述もある。
>診断前の人生を取り戻す
 同じ豪州人の看護師、ケイト・スワファーさんが著したのは『認知症を乗り越えて生きる――“断絶処方”と闘い、日常生活を取り戻そう』(クリエイツかもがわ)。
 サブタイトルの「断絶処方」とは、聞きなれない用語だ。自身で名づけ、商標登録するほど著者の思い入れは強い。認知症と診断された時に、医療や介護従事者から「仕事を辞め、勉強を止め、家に帰って残りの時間を生きなさい」と言われた、そのことを指す。つまり、診断前の人生を遮断、断絶することだ。
 著者はこの指示に真っ向から異議を唱える。「診断前の人生に関わり続け、診断前の人生を取り戻せ」と主張する。もっともなことだ。
 断絶処方は「非倫理的で不道徳」と切り捨て、これに肩入れするのは、「医学モデル」であり、「製薬業界も支持している」と断じる。
「症状を障害と認識」すべきで、「障害・社会モデル」こそが認知症がある人にやさしい考え方だと論じる。
 著者の発想は、デンマークで1982年に提唱された高齢者福祉の3原則を思い起こさせる。(1)自己決定、(2)残存能力の活用、そして(3)生活の継続性である。認知症ケアでは、この(3)が重要である。著者の「断絶」の回避は、生活の継続性そのものだろう。

以上は、https://diamond.jp/articles/-/130828?page=3 より
『恍惚の人』から45年、認知症書籍が「本人の声を聞く」内容に変化した意味
浅川澄一:福祉ジャーナリスト(元・日本経済新聞社編集委員)
政治・経済 医療・介護 大転換
2017.6.7 5:04


我を忘れて  熱中して我を忘れること
生を忘れて  捨生忘死 捨生忘死
坐し忘れる  肢体を堕り、聡明を斥け、形を離れ、知を去り、大通に同ず、これを坐忘という
己を忘れる  恍惚となる

虚無
万物の根元としての無

虚心
虚無自在の心

絶対無
老子,荘子では無が存在 (者) の原因であることが窓や容器の空を例に説明され,有ではなく絶対無が存在の根拠であることが論理的に明らかにされている。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。