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ハラスメント

2018-04-24 | 新語・社会現象語

ハラスメントの事例を見ると典型例がすでにいくつかある。35種類もの嫌がらせはその対象となることだけで、いやだと思うことを前提にしているから、その環境、接遇、経緯などを見て、そのスタートとなったパワハラ職場をとらえるのが基本となる。解説がある中で、厚生労働省の定義、それに対する事例を見ると、 >2003年(平成15年)に「パワーハラスメントとは、職権などのパワーを背景にして、本来業務の適正な範囲を超えて、継続的に人格や尊厳を侵害する言動を行い、就労者の働く環境を悪化させる、あるいは雇用不安を与える」と初めて定義づけた。 とあって、典型例が、上がっている。人格の尊厳を侵害する行為は自覚されないままに、受け止めかたにも、被害が表れにくい。長期にわたるハラスメント記録、その行為による障害、出来事の証拠に録音、証人など、その事実が発生すると、尊厳を否定するという、その証明は難しい。





ウイキペディアより。

厚生労働省は、これ以外のパワハラにも十分注意すべきであるとし、2012年(平成24年)1月にパワーハラスメントの典型例を示した。

暴行・傷害(身体的な攻撃)
脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言(精神的な攻撃)
隔離・仲間外し・無視(人間関係からの切り離し)
業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害(過大な要求)
業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと(過小な要求)
私的なことに過度に立ち入ること(個の侵害)

厚生労働省指定法人21世紀職業財団が

「公開叱責(多数の面前での叱責)、人格否定」
「感情を丸出しにするモンスター上司、給料泥棒呼ばわりする」
「退職勧奨や脅し」
「無視の命令」
「困難な仕事を与えて低評価にする、過剰なノルマ」
「パワハラの訴えを聞き流す」
などパワハラの類型を提示し、啓発ポスターなどに取り入れ、厚生労働省の定義をより具体化している。




http://business-textbooks.com/harassment32/
全35種類の○○ハラスメント一覧

毎日同じ職場、同じメンバーで働く関係では、意識しないうちに発生しがちな問題です。
1980年代後半くらいから「セクシャルハラスメント」という言葉がよく聞かれるようになりました。
そして1997年の男女雇用機会均等法の改正により「セクハラ規定」が設けられ、「セクシャルハラスメント」と言う言葉の定義が確立されました。
性的いやがらせのことです。
男性、女性に関わらず行われるものがありますが、主に男性から女性に行われるものが多いです。

大きくは「対価型セクハラ」「環境型セクハラ」に分けられます。


http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000126546.html
職場のパワーハラスメントについて
>職場のパワーハラスメントの定義
職場のパワーハラスメントとは、「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」と定義をしました。
この定義においては、
・上司から部下に対するものに限られず、職務上の地位や人間関係といった「職場内での優位性」を背景にする行為が該当すること
・業務上必要な指示や注意・指導が行われている場合には該当せず、「業務の適正な範囲」を超える行為が該当すること
を明確にしています。


ハラスメントの定義 - 大阪医科大学
https://www.osaka-med.ac.jp/deps/jinji/harassment/definition.htm
ホームページに戻る, ハラスメント(Harassment)とはいろいろな場面での『嫌がらせ、いじめ』を言います。その種類は様々ですが、他者に対する発言・行動等が本人の意図には関係なく、相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたり、脅威を与えることを指します。以下に一般的なハラスメントの定義をご紹介します。

ハラスメント(Harassment)とはいろいろな場面での『嫌がらせ、いじめ』を言います。その種類は様々ですが、他者に対する発言・行動等が本人の意図には関係なく、相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたり、脅威を与えることを指します。以下に一般的なハラスメントの定義をご紹介します。
セクシュアル・ハラスメントとは?  セクシュアル・ハラスメントとは、本人が意図する、しないにかかわらず、相手が不快に思い、相手が自身の尊厳を傷つけられたと感じるような性的発言・行動を指します。



財務次官問題と「寝てでもネタを取れ」の残酷2018/04/23 男女平等

財務省の事務次官がテレビ朝日の女性記者にセクシュアル・ハラスメントを行った事件。語るべきテーマは多岐にわたるが、まずは、これは氷山の一角であることを多くの人に認識していただきたい。たまたま変な官僚がいたという話ではない。組織と権力構造の問題なのである。もちろん、官庁だけの問題でもない。官庁とマスコミという二つの組織に(そして他の様々な組織にも)合わせ鏡のようにしみわたり、相互に影響し合って、女性の尊厳を踏みにじり、働く場を狭めている問題なのである。

ジャーナリスト 林 美子(はやし よしこ)
2016年まで朝日新聞記者。労働やジェンダーの分野を中心に取材、執筆活動を続ける。早稲田大学ジャーナリズム研究所招聘研究員。

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