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時雨、しぐれる

2015-11-07 | 日本語百科
しぐれ じう と読めば、

>漢語としては元来、「ほどよいときに降る雨」を意味し、転じて教化を比喩する。

と、ウイキペディアが解説する。
ついで、気象での

>北西季節風下、日本海上で発生した対流雲が次々と日本海沿岸に達すると時雨があり、雲が去るとまた晴れる。日本海沿岸を始め、日本海岸気候と太平洋側気候の境界域、たとえば京都盆地、長野県、岐阜県、福島県などでは風とともに時雨がやってくる。 

と言う。

時雨は、また、冬の季節風が吹き始めたときの、寒冷前線がもたらす驟雨、村時雨、小夜時雨、夕時雨、涙の時雨などの言い方がある、と大辞林 第三版の解説がある。

通り過ぎる雨らしいが、週末からの晴れが、週明けに降りこめる雨が続く。

>北西の季節風に流された雲が日本海側から太平洋側へ移動する際に盆地で雨を降らせます。京都盆地の北山時雨が有名です。また、時間帯によって朝時雨や夕時雨という表現もあります。

http://www.nikkoku.net/ezine/kotoba/ktb037.html
時雨 - 日本国語大辞典第二版オフィシャルサイト:日国.NET

俳諧の時代になると
「初時雨」
「朝時雨」
「夕時雨」
「小夜時雨」
「北時雨」
「北山時雨」
「むら時雨」
「片時雨」
「横時雨」といった時雨のさまざまな様態を示す言葉が生まれ、
さらに涙、松風、木の葉、川音を時雨とみなす
「涙の時雨」
「袖時雨」
「袂の時雨」
「松風の時雨」
「木の葉の時雨」
「川音の時雨」などの「似物(にせもの)の時雨」も連俳ではさかんに詠まれるようになる。
また「蝉時雨」(夏)、
「虫時雨」(秋)、
「露時雨」(秋)といった言葉もつくられた。


しぐれ
【時雨】
1.秋の末から冬の初めごろに、降ったりやんだりする小雨。


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