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映画を観ました 舟を編む

2015-11-08 | 映画を見ました
舟を編む、これは辞書を編むことを比喩する。
辞書が船である、ことばの海を行く。

原作の小説は、本屋大賞をもらった。著者 三浦しをん 発行日 2011年9月16日 発行元 光文社、2012年、本屋大賞を受賞。
映画は、舟を編む The Great Passage 監督 石井裕也 脚本 渡辺謙作 原作 三浦しをん 出演者 松田龍平 宮崎あおい オダギリジョーとある。

2012年夏に撮影され、2013年4月13日に松竹/アスミック・エースの配給で公開、映画版では、物語の開始時点で1995年という年代設定である。

辞書の語義説明で、右をどう説明するか。
これは井上ひさしが取り上げたことがあって、このような日常語の定義が難しい、それでページを開いた偶数の側というわけで、この辞書つくりでは、

>「右」の定義で模倣はダメといわれ、松本は「数字の10の0の方」と定義する。



出典:デジタル大辞泉
みぎ【右】

1 東に向いたとき南にあたる方。大部分の人が、食事のとき箸 (はし) を持つ側。右方。「四つ角を―に曲がる」⇔左。
2 右方の手。みぎて。「―を差して寄って出る」⇔左。
3 左手より右手の利くこと。右利き。「―の速球派投手」⇔左。
4 野球の右翼。ライト。「―越え本塁打」⇔左。
5 保守的な思想傾向があること。右翼。「―寄りの党派」⇔左。
6 二つを比べてすぐれている方。
7 縦書きの文章でそれより前の部分、またはそれより前に記してある事柄。「―に述べたとおり」
8 《御所から見て右側になるところから》京都の町で西側の部分。「―の京」
9 歌合わせ・絵合わせなどで、右側の組。⇔左。
10 官職を左右に分けたときの右方。昔、中国では右を上席とし、日本の官位制度の中では左を上位とした。「―の大臣 (おとど) 」⇔左。
類語 右手(みぎて) 右側(みぎがわ) 右方(うほう) ライト ⇒類語辞書で詳しい使い方を調べる
右から左
受け取った金品を、すぐまた他の人に渡して、手元にとどめおかないこと。「給料をもらっても―へなくなってしまう」
[補説]ふつう、「左から右」と言うことはない。
右と言えば左
人の言うことにすべて反対すること。
右に出る
その人以上にすぐれている。「囲碁なら彼の―者はいない」
右に出る者がない
《古代中国で、右を上席にしたところから》その人よりもすぐれた人がいない。
右の耳から左の耳
右の耳から入ったことが左の耳からすぐ抜けていく。聞いたことを片っ端から忘れてしまうことのたとえ。籠耳(かごみみ)。
[補説]ふつう、「左の耳から右の耳」と言うことはない。
右は京道左は伊勢道
右は京都へ通じる東海道、左は伊勢の参宮道。関の追分(おいわけ)が分岐点であるところから、初めはわずかな違いでも、後には非常に大きな差になることのたとえ。
右へ倣え
1 自分の右手にいる者にならえ。横隊の列などを整列させるときの号令。
2 最初に行った人のまねをしたり追随したりすること。特に、無批判にそうする場合をいうことが多い。「部長に―してゴルフを始めた」
[補説]「右へ習え」と書くのは誤り。
右向け右
からだを回転させて、右に向きを変えさえる号令。
右も左も分からない
《その土地の地理がまったくわからないということから》その分野についてまったく知識がない。と描写するシーンがある。


大辞林 第三版の解説
みぎ【右】

①空間を二分したときの一方の側。その人が北に向いていれば,東にあたる側。 ↔ 左 「 -を向く」
②(人の)体で① の側。また,その側の手・足など。 ↔ 左 「 -投げ左打ち」
③[1] (縦書きの文章で)前に記したこと。既述したこと。 「 -の通り相違ありません」
④革新的な側に対して,保守的な側。右翼。 ↔ 左 「 -に寄った考え」
⑤歌合・相撲など左右に分かれてする競技で,右側の組。 「つひに-負けにけり/源氏 賢木」
⑥同じ職掌の官を左右二つに分けた時の下位の方。通常左を上位とした。 ↔ 左 「左大臣亡せ給ひて-は左に/源氏 竹河」
⑦〔中国,戦国時代に,右側を上位として尊んだことから〕 上座・上席。また,すぐれている方。上位。 「三浦は千葉が-に立たん事を忿て/太平記 12」
[句]
右から左 ・ 右と言えば左 ・ 右に出る者がいない ・ 右の耳から左の耳 ・ 右へ倣え ・ 右も左も分からない ・ 右を見ても左を見ても

みぎり【右】

みぎ。 「文を左にし武を-にす/平治 上」

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