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品詞の原理

2023-10-08 | 日本語文法論議23
すなわち




日本語文法論議239108   
    品詞という翻訳語は妙である。詞という漢字語に九品の階級を模したか、その思い付きが文法研究の品位を与えたかのような、勝手な関心の仕方をする。英語の話部のようにわかりよいのは形態の形式からくるものと、つまりスペース空けの分かち書きをするようになてのだから、そのとらえ方が日本語に影響することはなかった。しかし口語文法の研究に、ローマ字論者の実行にそれがみられるので意識されていたことだろう。いまも新しい文法で主部述部など言うのにはつながりがありそうなようである。

この話部をとらえてみると文節などはぴったりくる。などというのは、すでに学説で詞そのものを単位とする、それは語を指すが、辞との関係で詞、連詞という分析でこれもあてはまる。あるいはすでに日本語の分かち書きをするものがあると、個々の単位になってくる。文法規則の系統が見られれば良いのだが、文節の切り方がやはりもとにあるようである。それはいわば句でもあるから漢字仮名書きの伝統はわかる工夫だったのである。日本語語彙が漢字において独自性を持ったとも見える。

品詞分類の原則には国語で形態職能として3つの見方でカテゴライズされている。すなわち、名詞でいえば活用のない名づけでそれだけで主語となるという説明である。動詞には活用があり動きをあらわして述語となるものである。この分類は文における統語の職能つまり文法機能を入れたことで品詞の議論を構文にも及ぼす。それほどにゆるぎない論理であったから、日本語のシンタクスにはなかなか展開がなかった。品詞論は国語文法の記述をほぼ満たしたのである。 
      
















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