意味は生まれること、生誕祭などに用いる。誕生とどう違か、誕生日、生誕日とどちらも使うが、自分の誕生日をわざわざ生誕日とはつかわないので、個人とその身内での用法でもある。生誕日には、故人として歴史上における人物に使う用例がある。生誕の類語を見ると、誕生によって出現するという意味内容がある。その類語に、>降誕 生れ出る 生まれでる 生れ落ちる 生誕 出生 誕生 生まれ落ちる 生れでる 生れる 生まれ出る 生まれる 生出 産まれる 産れる 誕生する自分と、生誕した自分とでは、どちらも意識することではないが、他人から見れば、物事の始まりがあるか、ないか。
せい‐たん【生誕】の意味
出典:デジタル大辞泉
[名](スル)人が生まれること。誕生。「釈迦 (しゃか) の生誕した日」「生誕二〇〇年祭」
類語
誕生(たんじょう) 降誕(こうたん) 出生(しゅっしょう)
せい‐たん【生誕】例文一覧 2件
・・・が、その人間型を完うせんために融合する作用であり、「を味う」という法則でなく、「と成る」という法則にしたがうものであり、その結果として両者融合せる新しき「いのち」が生誕するのだ。 子どもの生まれることを恐れる性関係は恋愛ではない。「・・・<倉田百三「学生と生活」青空文庫>
・・・そこで踊る彼女であってこそ、今やカッスルのパアトナアとしてのみのカッスル夫人ではない一個の新しい独自な踊りてとして生誕し得るわけである。 風邪をひいて臥ていた稲子さんのわきに坐って、私が一生懸命その心持を話したら、稲子さんは、ふっと笑っ・・・<宮本百合子「表現」青空文庫>