気象予報士が、たくさん大雨が降る、と言ったので、これは大変、雨がたくさんで大雨になるから、その大雨がたくさん降るとなるというのは、想像するだに、予想を超えたこの梅雨の豪雨となっている熊本地方である。テレビの予報の画面に、映像が入れ替わりして、球磨川の様子が見え、すぐにも氾濫をしたとテロップが流れて、あの川の水量の速さ強さ、波打つ大きさには恐ろしい思いをのみこむようにして見つめる。まだこれからも大雨が降るというのだから、どうなってしまうのか。いつもの梅雨前線はもう少し、湿った暖気で九州から本州まで運んでくるものを、ここ、九州の中、北部あたりで50年に一度の大雨を更新するように毎年降るようである。地震来、地勢がどうにかなってしまった、そんな思いを抱く被害の起こることである。これは、こっちの地方にはいつ襲来するのかと、びくびくする。東海大地震の予測からずっとその恐ろしさをこらえてきている、地震があれば、ここにもすぐにという確率であるから、それに大雨が加われば生きた心地ではない。
熊本・球磨村の老人ホームで14人心肺停止 ほかに3人低体温症
毎日新聞2020年7月4日 17時16分(最終更新 7月4日 17時34分)
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熊本県の蒲島郁夫知事は4日夕、球磨村渡の特別養護老人ホーム「千寿園」で入所者14人が心肺停止になったと報道陣に明らかにした。別に3人が低体温症という。
