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語彙論

2022-07-18 | 語彙論

20220718 語彙論

語彙単位は語と語彙とが単位体になる。語の単位には文法単位体の捉え方がある。それはまた文法論の形態論によって形態単位、形態素単位がとらえられるが、そうなると語の単位における分析と形態による分析が文法レベルで相当するところに形態素をさらに単位とする分析が行われて語また語彙とのレベル分けが多く必要となって単位体の記述が複雑になる。

語の分析と形態の分析は言語単位の音声によるところで、言語によってその区別をすることができる。すなわち音節レベルの語と音素レベルの形態とそれぞれに言語表記を分析手段として相違すると見える。より小さく細かな手段に言語音声を見ようとするとどの言語においても音素レベルの捉え方はできる。音韻による発音の効率的な約束事である。

しかし一つの言語を例にしてその分析の手法が屈折現象を持っているものに適していて、その現象と似た言語には形態素分析が可能である。日本語は活用の現象に屈折現象そのものを見るわけではないが、活用と屈折をゆるやかに兼ね備え持つ。屈折語と膠着語の対照となる。そこに中国語を考え合わせると漢字文字を分析するにも語順による変化である。

語彙が単位体となる語彙論は語彙の範囲を設定してそこに現れる語をすべて分析の対象とする。文法的に捉えようとするとすべての語を品詞分類する総索引などにその分析結果が表される。文学作品の研究には基本となる作業であったから、それを知る、行いうる聖火はさまざまなことが得られた。万葉集総索引、源氏物語大成索引編などを知るべきである。

コーパスとして言語の資料体を作ることが電子計算機利用の研究で進めやすくなった。語彙論に応用することが行われている。





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