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さびしき春

2013-03-12 | 日記
室生犀星と聞けば、純情小曲集の詩と、兄と妹の作品と、あとは、性に目覚めるころ。
彼の文学記念館があるそうだ。

その生い立ちは、いまからは考えにくい、波乱とも定めとも。
『性に目覚める頃』(せいにめざめるころ)は、1919年(大正8年)10月に室生犀星が雑誌「中央公論」に発表した短編小説・青春小説。翌年1月、新潮社より刊行の同題の小説集に入れられた。これは詩人の犀星の初の小説集であった。




寂しき春
  
したたり止まぬ日のひかり
うつうつまはる水ぐるま
あをぞらに
越後の山も見ゆるぞ
さびしいぞ

一日もの言はず
野にいでてあゆめば
菜種のはなは波をつくりて
いまははや
しんにさびしいぞ

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