読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

童謡「雨降りお月」の二番目の謎

2008-06-12 14:35:58 | 新聞

この「雨降りお月」と言う童謡の歌詞はお嫁入りの歌にしては、淋しそうな内容だし、月が出て雨が降ってと言う光景も普通には見かけない。この詩を作詞した野口雨情の最初の妻は栃木県の人で喜連川と言う所から茨城県の磯原へ馬に乗り、二日をかけて嫁いだと言い、その時の詩だと言う事だ。作家で歌手の会田道人氏によれば、妻は喜びを連れてくるという喜連川から来たにしては詩の内容に喜びが感じられないと言っている。氏はこの詩が発表される少し前に亡くなった雨情の娘をお月さんにお嫁に出した事をこの詩で表現し、雨は雨情の涙であると確信したと言っている。


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