司馬遼太郎の「坂の上の雲」の登場人物の一人、秋山好古は、ロシアは社会主義になるだろうと言う感を持っていたと言う。理由は日露戦争の頃のロシア軍は世界最大であったが日本のような小国に敗れたからだと言う。そのロシアの世界最大の陸軍は皇帝の私有物に過ぎず、その軍が外国に負けたても人民の誇りは少しも傷つくことはない。皇帝のみが傷つき、それにより皇帝の権威が失墜し、革命が起こるかも知れないという事であるらしい。好古の頭脳の中では日本軍は天皇の軍と言うより、国民の軍であると言う考え方の方が強かったらしい。
ナポレオンはフランス史上初めての国民軍を率いていたから強かったのだとも言っていたらしい。
ナポレオンはフランス史上初めての国民軍を率いていたから強かったのだとも言っていたらしい。