読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

続「日本がもし100人の国だったら」

2010-08-11 09:03:00 | 読書
昨日、私の同級生がまた一人亡くなったと連絡が有ったが、
経済的理由で自殺する人が増えている。年に3万人。この10年で
30万人が亡くなっている。自殺した人を100人にすると、48人は
無職、25人は会社員など、11人は自営業、8人は主婦、主夫。3
人は学生で、2人は管理職。3人は不明となる割合だそうだ。

100人のうち90人はテレビがテレビを見ている人で、視聴時間が
平均1日3時間半。インターネットに接続しているのは70人だそうだ。

昔、経済学の法則でウィリアム・ペティの法則と言うのが有った。
経済が進展するにつれて労働人口の増加が第一次産業から第二次産業へ、
そして第三次産業へ移行していくであろうと言うものだが、
100人のうち農業をしているのは2人。1.5人が65歳以上だ。漁業を
している人は0.2人、林業をしているのは0.04人。農地はこの10
年で6パーセント減った。国の減反政策で、耕していない田は高
知県くらいの広さがある。

生産のために使うエネルギー量は、日本が1とするとアメリカが2、
韓国が3.2、中国は8.7、ロシアは18。日本はエネルギー効率が最
も高い国だと言える。