読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

メキシコ湾の原油流出量は490万バレル=米科学者チーム

2010-08-07 09:49:58 | 新聞
メキシコ湾の原油流出事故も何とかめどがついたようだ。
米政府の科学者チームは2日、英BPのメキシコ湾リグ(石油生産基地)「ディープウォーター・ホライゾン」爆発事故に伴う原油流出量が1日6万2000バレル、合計490万バレル(78万キロリットル)に上ったと発表した。4月20日の爆発以来の原油流出量はこれまで日量3万5000~6万バレルと推定されていた。 今回の科学者チームによると、流出が始まってから海底下油層内の炭化水素の量が急激に減少し、この結果、流出量はBPが2週間ほど前に油井にふたをかぶせる直前には日量5万3000バレル程度にまで減っていたという。また、490万バレルのうち80万バレルはBPによって回収されたり焼却処分されたりした。
米国の水質汚染防止法では、BPは流出原油1バレルにつき少なくとも1100ドル(9万4000円)の罰金を科される可能性がある。流出は重大な過失によるものと政府が判断すれば、罰金はバレル当たり4300ドルに膨らむ可能性がある。今回の流出量に基づいて計算すると、BPの罰金は少なくとも40億ドル以上になる。