読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

変な地名を旅した人の本

2010-05-12 09:41:57 | 読書

「世界でもっとも阿呆な旅」 安居 良基著 幻冬舎

著者は慶應大学の大学院卒で、この本のタイトルの旅をし、本書はその旅行記である。
著者は13年をかけて、100ヵ所程の土地を訪れ、この本となった。
タイトル通り、時間と金をかけて、「奇妙な地名」場所ばかりを巡った。
普通、人は、地図などで奇名、珍名の地を見つけたとしても実際に
訪れたりはしない。が著者はそれをやった。
そんな奇妙な地名の一つ、著者が最初に訪れたのはスケベニンゲンである。
オランダのハーグから、路面電車で行くことができるのだそうだ。
エロマンガ島と言う名の島にも行った。バヌアツ共和国にある。
中国にチンポー湖と言う湖も有る。
トルコにはシリフケという町がある。
マレーシアではパンティと言う地。
エジプトのシワ。
日本の珍名地には、埼玉県上間久里(かみまくり)。
山梨県波高(はだか)島、長野県乳房橋、同じく長野県女体入口、
静岡県金玉落としの谷。
名古屋市名東区の極楽。
福島県の鼻毛、山形県の面白山(おもしろやま)、香川県の昼寝山。
私が知っている珍名地で岐阜市にも尻毛(しっけ)が有るが。