読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

信州は東京に向かって

2007-02-24 15:18:20 | Weblog

司馬遼太郎の「ひとびとの跫」と言う古本をネットで買って読み始めた。初め部分で「信州は東京に向かって開けていて、大阪からの交通路は多少の不便がともなう・・・」と言う下りを読んでいて思い出した事がある。昔の話だが私の近くに住んでいて長野に移りペンションを始めた人がいる。そのペンションに家内と行ったときのこと。そのペンションの奥さんが「茅野市の人は完全に考えが東京ですよ。」と言った事だ。「街道をゆく」のなかにもそんな事が書いてあるかも知れないと思った。