最近、いくつか映画観ましたが、
なかなか文章にするには、難しく、upしてませんが、
『ねじれた家』は、ご紹介してみようかな~と思います~
この作品は、
作家アガサ・クリスティーの、推理小説を元に、
制作国 イギリス
小説は、1949年に発表されたもので、
彼女自身が、最高傑作だと誇るミステリー小説を、
2017年に初映画化したものをイギリスにて公開~
およそ70年の時を経て、映画化実現 ~
無一文から、巨万の富を築き上げた大富豪~、アリスティド・レオニデスが、
何者かによって、毒殺されるところから、物語は、始まる。
何者かが、注射器に、毒を仕込んで、
彼の腕に、注射針を挿入する最初の場面から、
次第に物語に惹き込まれて行く。
物語の現時点では、私立探偵であるチャールズは、
アリスティドの美しい孫娘であり、
チャールズの元恋人であったソフィアから、
この件に関しての依頼があり、結局引き受ける事に。
犯人を突き止めるよう、依頼されるのです。
広い敷地内にあるお屋敷には、3世代に渡る一族が、
当時、様々事情ありながら、同居していた。
日頃から、嫉妬や敵意や憎しみが渦巻いていた。
アリスティドの、息子達2人・・・、
長男夫婦と子供3人(長女がチャールズの元恋人)(アリスティドの孫にあたりますね~)
次男夫婦、
アリスティドの前妻の姉、
そして、若い後妻、
長年一族に仕える乳母、
そして、外部から時折、関わる、家庭教師の男性が1人。
11人もの、クセがあり、怪しげな人達の、
複雑な人間模様が、よりミステリアスな物語にしている。
どの人も怪しげに思えて来て、目が離せない。
映画製作の資金が欲しい長男、
父から継いだ会社が倒産寸前の次男、
どんな経緯からか、アリスティドの前妻の姉が同居しているが、一族を取り仕切る存在でもある女性、
後妻である女性は、一族から、よくは思われていない存在。
第一発見者の、アリスティドの孫娘、ソフィアも怪しげに思えて来る。
・・・そんな人間模様を、アリスティドの息子、長男の幼い娘、次女のジョセフィン(ソフィアの妹)は、
日々、観察し、日記に書き留めているようだ。
分厚いノートに書き留める・・・これ気になりました。
キーポイントです!
巨額の遺産をめぐり、うごめく人間模様の中で、
犯人を突き止めるべく、調査をするのだが、
そんな最中に、第二の殺人事件が起きてしまう。
果たして、犯人は誰か・・・、そして、結末は・・・!
2017年の12月だったか、
『オリエント急行殺人事件』を観に行きました(PS. 2018年はじめに観に行ったと過去の記事にありました)が、
殺人事件により、壮大な雪景色が何だか恐怖感をあおり、和やかなオリエント急行内も雰囲気が一変し、
閉じ込められた空間(オリエント急行)の中に、犯人がいるの?誰?
・・・て、
独特の世界観に惹き込まれました~。
話は戻りますが、
近しい関係だけに、愛情と憎しみが複雑に絡み合い、
ねじれた人間模様があり、
1つのお屋敷内で、2つの事件が起こってしまう。
それぞれに、動機があるようなところが、
物語の展開を面白くしますね~。
そこそこ楽しめた作品でした~
アガサ・クリスティー(1890=1976)
は、1890年9月15日、イギリスのデヴォン州トーキー生まれ。
姉と兄がいる3人兄弟で、末っ子だった。
どう言った経緯かはわからないが、
姉兄と違い、正規の学校教育は、受けてないのだそうだ。
11歳の時に、父を亡くしている。
読書が好きで、シャーロックホームズシリーズに夢中になり、自身も小説を書き始める。
1914年、24歳で、イギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚。
1920年作家デビュー。
1926年母が亡くなる。
1928年離婚。
1930年考古学者のマックス・マローワンと再婚。
以後、
1976年、85歳で亡くなるまで、執筆活動をした。
彼女は、第一次世界大戦中に、病院で、薬剤師の助手として働いて、
後に薬剤師の資格を取得した事から、
薬の知識があり、
そんな事からか、
作品の中での死因は、毒薬に関するものが多いそうだ。
人気作家となった、第二次世界大戦中も、
薬剤師としてボランティアで働いていたそうだ。
様々な環境や経験から、
世界的に有名になるような作品が次々と生まれたのですね~。
トーキーと言えば、
アガサ・クリスティーが浮かび~、
又別に、
数年前に、デイジーパパが、語学留学した事が、思い浮かびます~。
ロンドンと言う選択肢もあったけれど、
あえて、トーキーと言う場所を選んでの、
語学の学びの数日は、
とても有意義な経験となったようでした~
そんな事も思い出しつつ~、
久しぶりのアガサ・クリスティー原作の映画を楽しみました~