ティーガーデン

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ねじれた家   et アガサ・クリスティー

2019年08月17日 21時57分00秒 | Movie・Book・TV

最近、いくつか映画観ましたが、

なかなか文章にするには、難しく、upしてませんが、

『ねじれた家』は、ご紹介してみようかな~と思います~

 

この作品は、

作家アガサ・クリスティーの、推理小説を元に、

制作国 イギリス

 

小説は、1949年に発表されたもので、

彼女自身が、最高傑作だと誇るミステリー小説を、

2017年に初映画化したものをイギリスにて公開~

およそ70年の時を経て、映画化実現 ~

 

無一文から、巨万の富を築き上げた大富豪~、アリスティド・レオニデスが、

何者かによって、毒殺されるところから、物語は、始まる。

何者かが、注射器に、毒を仕込んで、

彼の腕に、注射針を挿入する最初の場面から、

次第に物語に惹き込まれて行く。

物語の現時点では、私立探偵であるチャールズは、

アリスティドの美しい孫娘であり、

チャールズの元恋人であったソフィアから、

この件に関しての依頼があり、結局引き受ける事に。

犯人を突き止めるよう、依頼されるのです。

 

広い敷地内にあるお屋敷には、3世代に渡る一族が、

当時、様々事情ありながら、同居していた。

日頃から、嫉妬や敵意や憎しみが渦巻いていた。

 

アリスティドの、息子達2人・・・、

長男夫婦と子供3人(長女がチャールズの元恋人)(アリスティドの孫にあたりますね~)

次男夫婦、

 

アリスティドの前妻の姉、

そして、若い後妻、

長年一族に仕える乳母、

 

そして、外部から時折、関わる、家庭教師の男性が1人。

 

11人もの、クセがあり、怪しげな人達の、

複雑な人間模様が、よりミステリアスな物語にしている。

どの人も怪しげに思えて来て、目が離せない。

 

映画製作の資金が欲しい長男、

父から継いだ会社が倒産寸前の次男、

どんな経緯からか、アリスティドの前妻の姉が同居しているが、一族を取り仕切る存在でもある女性、

後妻である女性は、一族から、よくは思われていない存在。

第一発見者の、アリスティドの孫娘、ソフィアも怪しげに思えて来る。

 

・・・そんな人間模様を、アリスティドの息子、長男の幼い娘、次女のジョセフィン(ソフィアの妹)は、

日々、観察し、日記に書き留めているようだ。

分厚いノートに書き留める・・・これ気になりました。

キーポイントです!

 

巨額の遺産をめぐり、うごめく人間模様の中で、

犯人を突き止めるべく、調査をするのだが、

そんな最中に、第二の殺人事件が起きてしまう。

 

果たして、犯人は誰か・・・、そして、結末は・・・!

 

 

2017年の12月だったか、

『オリエント急行殺人事件』を観に行きました(PS. 2018年はじめに観に行ったと過去の記事にありました)が、

殺人事件により、壮大な雪景色が何だか恐怖感をあおり、和やかなオリエント急行内も雰囲気が一変し、

閉じ込められた空間(オリエント急行)の中に、犯人がいるの?誰?

・・・て、

独特の世界観に惹き込まれました~。

 

 

話は戻りますが、

近しい関係だけに、愛情と憎しみが複雑に絡み合い、

ねじれた人間模様があり、

1つのお屋敷内で、2つの事件が起こってしまう。

 

それぞれに、動機があるようなところが、

物語の展開を面白くしますね~。

そこそこ楽しめた作品でした~

 

 

 

アガサ・クリスティー(1890=1976)

は、1890年9月15日、イギリスのデヴォン州トーキー生まれ。

姉と兄がいる3人兄弟で、末っ子だった。

どう言った経緯かはわからないが、

姉兄と違い、正規の学校教育は、受けてないのだそうだ。

11歳の時に、父を亡くしている。

読書が好きで、シャーロックホームズシリーズに夢中になり、自身も小説を書き始める。

1914年、24歳で、イギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚。

1920年作家デビュー。

1926年母が亡くなる。

1928年離婚。

1930年考古学者のマックス・マローワンと再婚。

以後、

1976年、85歳で亡くなるまで、執筆活動をした。

 

 

彼女は、第一次世界大戦中に、病院で、薬剤師の助手として働いて、

後に薬剤師の資格を取得した事から、

薬の知識があり、

そんな事からか、

作品の中での死因は、毒薬に関するものが多いそうだ。

人気作家となった、第二次世界大戦中も、

薬剤師としてボランティアで働いていたそうだ。

 

 

様々な環境や経験から、

世界的に有名になるような作品が次々と生まれたのですね~。

 

 

トーキーと言えば、

アガサ・クリスティーが浮かび~、

又別に、

数年前に、デイジーパパが、語学留学した事が、思い浮かびます~。

ロンドンと言う選択肢もあったけれど、

あえて、トーキーと言う場所を選んでの、

語学の学びの数日は、

とても有意義な経験となったようでした~

そんな事も思い出しつつ~、

久しぶりのアガサ・クリスティー原作の映画を楽しみました~

 

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