ある旅人の〇〇な日々

折々関心のあることや読書備忘を記録する

阿部金剛という人物は

2009年12月22日 | Weblog
昭和11年、雑誌「改造」に掲載した「琉球記」のなかで沖縄のカジノについて述べた阿部金剛とは如何なる人物なのだろうか。検索してみたら洋画家であった。
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阿部金剛(あべ こんごう 1900年6月26日-1968年11月20日)は、洋画家。
岩手県盛岡市出身。父は内務省官僚であった阿部浩東京府知事。
東京府立第一中学校を経て、慶應義塾大学文学部予科に入学するも中退。在学中から岡田三郎助に師事し、1926年に渡仏した。
その後、1929年、東郷青児と共に油絵展覧会を開催。同年二科会展に初入選した。以後もメキシコやアメリカにて創作活動に励む。二科会会員。
作品に、「阿部金剛画集」、「シュールレアリスムの絵画論」など超現実主義的な作品で脚光を浴び、また萩原朔太郎の「詩人の運命」の装丁もした。
女流作家の三宅やす子の娘・つや子との情事も当時の新聞紙上を賑わした。
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やはり、1926年に渡仏したときにモナコまで行ってカジノをやったのだろうか。
「コレクション・日本シュールレアリスム 10 復刻 阿部金剛・イリュージョンの歩行者」という書籍が発行されていることがわかったので県立図書館で借りてこようと思っている。エッセイや評論のようだ。そのなかに、「琉球記」の全文があるかもしれないし、もっと関心のあることが書かれているかもしれない。

下記の画像は、阿部金剛の絵画作品4点。


(左:「旅愁」 右:「春と子供と」)


(左:「風景」 右「Rien」)

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