枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

枇杷葉綻ぶ・神無月

2023年11月17日 | Weblog
 昨夜からの雨に一息吐いていたが、朝には止んでいる。陽射しは眩しく気温も穏やかに、暖房は点けずだ。雨神が臍を曲げたのか、各地で雨量の減りが目立ち底つく有り様に冬場の枯渇を憂う。急激な寒さに身体が多少は慣れたのか、然程に防備しなくても過ごせるのは枇杷葉のお陰だ。慌てる何とかは、諺を思う。

 今朝は網戸に一部開放しているのは、すばるが外の様子と陽射しを浴びたいからだが枇杷葉の花芽も綻ぶ故。このやさしく仄かな香りは心にしっとりと忍びこみ、癒しと温かさを与えてくれる。香料にも多々あるが、しめやかさを纏えるのも落ち着きゆったりとできる。きつい匂いは、香害と思うので香水は苦手だ。

 洗剤の多くは人工的な臭いゆえに、辟易するわ気分も眩暈や動悸に転じ寝込むことにもなる。出不精であるのもその要因は否めず、大勢の要る場所は避ける。匂いも、臭いとも書くが殆どの方は平気なのにたじろぐ。自然の香りならいざ知らず、混ぜ合わせの物質に心は千々に乱れる。きっと惑乱と錯乱状態ですな。

 枇杷葉の花も、室内に飾りおけば強くも感じるし夜間に匂いも増す。柊や銀木犀の爽やかな香りも捨てがたくありと、庭に植えている。銀梅華も意外と薫ので、季節外れの花を見て返り咲と知れた。宇宙から与えられた物事に感謝と祈りであれば、心を豊かに育んでくれるのが何よりもありがたいものと宙を観上て。

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